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解決済みの質問

イギリスの欧州離脱問題について

イギリスの欧州離脱問題についての記事を読んでいても、背景がわからず深く理解しているとは言えない状況です。御教授下さいますよう、御願い申し上げます。

1、イギリスの欧州離脱問題の背景がよくわかりません。何故、イギリスは欧州離脱をしたいのでしょうか(メリット、デメリット、問題点、国民の賛成・不賛成)

2、ジョンソン首相は何故、離脱を急ぐのでしょうか

3、離脱を言い出したのは、ジョンソン首相でしょうか、それともテリーザ・メイ首相でしょうか

4、イギリス、ウェールズ、スコットランド、アイルランド、北アイルランド等のこれらの国同士の関係がよくわかりません。これらの国をまとめて英国と呼ぶのでしょうか

5、今回のラグビー日本大会にはイギリス、スコットランド、アイルランドが出場していました。何故、北アイルランドはないのでしょうか?
オリンピック、世界選手権、大会によってはイギリス代表として、上記4の国の選手が混ざって出場したり、ラグビーみたくそれぞれの国代表として出場したり、何を基準に国が合わさったり、別々になったりするのでしょうか

宜しく御願い致します。

投稿日時 - 2020-01-10 22:40:35

QNo.9700289

すぐに回答ほしいです

質問者が選んだベストアンサー

1
皆さんがきちんと回答されているので、付け加えるとしたら、日本もそうですけどやっぱり島国って鎖国したくなっちゃうんですよね。日本人が心のどこかで「俺達は韓国人や中国人とは違う」って思っているように、イギリス人も内心は「俺達はフランス人やドイツ人とは違う」って思っているのです。

2
「すんのかい、せんのかい」でもう何年も迷走し続けたからです。
ブレクジットが決まったのが2016年。あれから3年以上が過ぎたのに、結局なにも具体的に話が進んでいないのです。3年経っても何も具体的に動いていないものを「急いでいる」とはいわないと思います。

3
ブレクジットの投票が行われたときに散々世間を「離脱」で煽ったのが当時ロンドン市長をしていた現首相のボリス・ジョンソン氏です。

4
我々が「イギリス」と呼んでいる国の正式名称は「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国」です。形式としては「イングランドとスコットランドとウェールズと北アイルランドという国が連合して統一国家となっている」というものになります。このへんはイギリスの歴史を知らないと理解するのは難しいです。

5
日本大会では、北アイルランドとアイルランドの選手が連合で出場できるようになりました。日本ではほとんど報道されませんでしたが、これはアイルランドの歴史から考えると画期的な出来事でした。
元々、北アイルランドはアイルランドの一部です。だったらなんでアイルランド領にならないのかというと、北アイルランドはアイルランドの中でもイングランド系住民が多く、アイルランド人に多いカトリック教徒よりプロテスタント教徒が多く住む地域でした。なので、イギリスに帰属を求める住人が多く住むので今もそうなっています。しかし当然、北アイルランドに住むアイルランド系住民は「アイルランドの一部なんだから、アイルランドに所属するのが常識やろ」となりますので、昔からアイルランド系住民による独立運動、もっとはっきりいうとテロ活動が非常に活発でした。北アイルランドのテロ組織IRAは世界で最も強力なテロ組織のひとつであり、イギリス軍が今でも対テロ特殊作戦に長けているのはIRAとの血みどろの戦いのノウハウがあるからです。
ウェールズ人、あるいはスコットランド人に「あなたってイギリス人ですね?」と聞きますと、まず間違いなく「違います。ウェールズ(スコットランド)人です」と答えが返ってきます。なのでサッカーやラグビーのように自国発祥のものだというような意識が強いものについてはそれだけこだわりが強いのです。あの辺の人たちにおいてサッカーやラグビーは、我々にとっての相撲みたいなものだと思います。そもそも英国の地において、「フットボール」といえば、労働者階級ならサッカーを意味して、貴族階級ならラグビーを意味するものです。

投稿日時 - 2020-01-11 13:57:49

お礼

迅速且つ丁寧な御回答ありがとうございます。大変勉強になりました。

投稿日時 - 2020-01-14 18:31:38

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回答(6)

ANo.6

1について解説します。

EUの最高機関は「EU政府」であり、
加盟各国は従わねばなりません。
国の主権は制限されるのです。

例1:
景気後退した場合、財政出動されますが、
この額に上限があり一定の範囲しか各国はできません。
EU政府が決めたルールです。
景気の悪いイタリアが困っていて次、離脱するかも
しれません。
例2:
英国が米国と自由貿易したくとも、それはEU政府と
米国で自由貿易が成立した場合です。
各国の自由、単独では出来ません。
(離脱すれば締結に向けた交渉ができます。
 過去、安倍首相はTPPへの参加を提案しメイ首相は
「その時には」と返答しています。)

 英国のEUとの自由貿易交渉は離脱後の2月~
 12月までが取り決めです。
 英国は「いいとこどり」を狙っていますが
 そうすると離脱国がまた出るのでEU政府は「冷たい
 そぶり」で、波乱が今後も残ります。 

これが離脱の最大の理由です、主権回復。
(離脱しかねない国は潜在的には少なくない
 ようです。)

投稿日時 - 2020-01-12 22:17:59

お礼

迅速且つ丁寧な御回答ありがとうございます。大変勉強になりました。

投稿日時 - 2020-01-14 18:31:26

ANo.4

1について、離脱の経済的メリットは無く、デメリットは経済後退です。
イギリスには主に2つの階級社会があり、一つは学歴が高いエリート、
もう一つは地域限定の一般労働者です。
EUによるグローバル経済の恩恵を授かっているエリートは離脱に反対、
恩恵がない一般労働者は離脱に賛成という構図です。

2について、ジョンソン首相は離脱派の急先鋒で、期限を切って離脱を急げば、
EU側が譲歩すると考えているのでしょう。

3について、ジョンソン首相他、右翼・極右思想の政治家たちが言い出し、
メイ首相は離脱反対でした。

4について、日本で言うイギリスはイングランド、ウェールズ、
スコットランド、北アイルランドの4つのカントリーの連合国家です。
アイルランドは二分されている形で、北以外のアイルランドは独立国です。

5について、ラグビーでは北アイルランドとアイルランドの連合チームです。
ラグビーは特別で、その他の世界大会では国単位で出場しています。
よって、イギリスとアイルランドになります。

投稿日時 - 2020-01-11 10:56:08

お礼

迅速且つ丁寧な御回答ありがとうございます。大変勉強になりました。

投稿日時 - 2020-01-14 18:31:50

ANo.3

1. イギリスでBrexit賛成の人は、個別には色々な観点があると思うのですが概ね移民の流入を防ぎたいと言う気持ちからだと理解しています。EUは人と物の移動の自由を保証しています。だから国境管理と言う概念が無く、外からEU圏に入国する時に入国審査、税関を通ってしまえば、その後はノーチェックでどこにでも行けるし、EU圏内の国民であればどこに住んでどこで働くのも自由です。EU圏にはアジアやアフリカからの多くの移民がいるのですが、そう言う人たちがイギリスに流れ込み、また給与や生活レベルが低い東欧諸国の市民が自由にイギリスに入り込んで、仕事を探します。その結果、英国内で英国民の仕事を低賃金の移民たちに奪われてしまうと言う問題が発生します。また、イギリスには旧植民地からの移民が元々多く、ロンドンなどの大都市にはイスラム教徒も多く、ISとの繋がりができてテロが起きることも心配されていました。またEUは加盟カ国の法律の上に共通の法律があり、優先されます。例えば国際条約や貿易協定などはEU議会で議論されてEUが締結するので、各国の自治・主権を奪っているところもあります。そんな中でイギリスは島国で地理的に他のEUと独立していることと、アメリカや英連邦内のカナダ、オーストラリア、ニュージーランドの様な先進国との関係も深いことから、EUから離れても世界の中でやっていけると言う自信と自負もあるのだと思います。そうは言っても国民投票では離脱派が残留派を僅差で破っただけなので、離脱派の政治家が離脱したときの優位性をうまく宣伝したり、ひょっとすると噂されていたロシアなどの西側諸国の結束をクズしたい国の裏工作も功を奏したかも知れません。再度国民投票をしていたらひょっとすると残留派が勝ったかも知れません。ただ、昨年末のジョンソン首相の保守党の大勝利は、僅差の国民の意識の中でも長年Brexitの堂々廻りの議論に疲れてしまった人たちが多かったので無いかと思います。Brexitのメリットは、一つは移民の流入を制限できること、もう一つは貿易に対して、イギリスの産業・産物に有利な交渉ができること。何よりもイギリスとしての主権を得られること。デメリットは、EUと言う大きなマーケットの一員として自由にアクセスできていたビジネスチャンスが少なくなり、経済規模が縮小してしまうこと。更には、イギリスはEUの金融証券の中心で、外国企業のEU本社がたくさんあったし、工場もたくさんあったのですが、イギリスに拠点を残すメリットが減少してしまうため、次々と大陸側に脱出してしまっていること。更に、離脱にあたってイギリスはEUに対して2兆円以上にも及ぶ離脱精算金を払わなければなりません。イギリス人で他のEU加盟国内に居住している人たちは、市民としての権利や保護を失います。EU圏からの輸入には関税がかかり、物価が上がるだけでは無く、これまで無かった税関審査がかかるので、輸入にかかる時間が増えます。だから若者や国際ビジネスに携わっている人、リベラルな人たちは残留したかったと思うだろうし、保守的で経済よりも古き良き時代に戻ってイギリス人としてのアイデンティティを保ちたい人たちは離脱したかったのでしょう。
2. そもそも離脱期限は一昨年でしたが、それを一度昨年の三月まで伸ばし、さらに10月に伸ばし、そして今年の1月まで伸ばしてもらって来たので、これ以上伸ばせない。ずっとBrexitの泥沼の議論をしているだけで、将来不安から経済にマイナスの影響が出ていました。どう言う決着であっても議論だけ続けているわけには行かないと言うプレッシャーも強いと思います。
3. イギリスのEU離脱を望む国民の声はイギリス国内にEU加盟時からずっとありました。その中でEUからの離脱を主張するファラージ党首が率いるイギリス独立党が勢力を伸ばしたのと、国内法上、離脱以前にEU加盟に対しての国民の意思を確認する法制が無かったことから国民投票の要請もあり続けました。ファラージ党首は、国民投票で離脱が決まった際に、テレビカメラの前で「今日が独立記念日だ」と勝利を祝った人で、当時何回も放映されていましたので記憶にあるのでは無いかと思います。当時のキャメロン首相は、離脱の声の高まりから国民投票を決断したのですが、当時の情勢からまさか離脱派が勝つとは思っていなかったと言われています。政権与党の保守党内でテレサ・メイやボリス・ジョンソンの様な離脱派がいたのは、極めて政治的な要素が大きく、特にジョンソンは発言がコロコロ変わることで有名で、ロンドン市長時代に離脱を主張したかと思うと、その後逆の主張をしたりしています。
4. イギリスと言うのは日本語の略式の呼び方で、正確には「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国」。元々別々の王国だったイングランド、ウェールズ、スコットランドが一人の王(女王)に統治される様になり、それぞれの国が集まって、連合王国を形成しています。その中でアイルランド島はイギリスの支配下にあったのですが、イギリスから独立する際、宗教上の違いから北アイルランドがイギリス側に残りました。これらの地域は国際的には国としての地位にはありませんが、イギリス内ではある程度の自治が認められています。アイルランドはイギリスでは無く独立国です。
5. ラグビーもサッカーもイングランドが発祥で、歴史的にこれらのスポーツではイングランド、スコットランド、ウェールズを別々の国として扱います。北アイルランドは他の地域の様に王国であったわけでは無いので扱いがちょっと違い、北アイルランドで優秀な選手は、イギリス内のどの地域の代表になることもできる変わり、北アイルランド単独では国として登録されていません。

投稿日時 - 2020-01-11 09:24:15

お礼

迅速且つ丁寧な御回答ありがとうございます。大変勉強になりました。

投稿日時 - 2020-01-14 18:32:07

ANo.2

 長くなるので、最初のご質問を中心に。

> 何故、イギリスは欧州離脱をしたいのでしょうか

 イギリスは、昔から労働については過敏で、職場を奪う機械を打ち壊す「ラッダイト運動」でも勇名を馳せていました。外国人もイギリス人の職場を奪う存在として、さすがに殺しはしませんでしたが、排除してはいたんです。

 日産自動車がイギリスに工場を作る頃も、労働者の流入(入国)規制をやっていて話題になっていました。

 そのときイギリス人は「日本人だけは、英国国内に仕事場を作る作業をして、その作業が終われば ”必ず帰国する" から大歓迎だ」とか言っている、と報道されていたんです。

 だから、EUが統合するときイギリスが通貨のユーロを拒んで「ポンド」を残すと言い張ったと知ってビックリしました。「違うだろ、英国人ならそこは外国人の英国流入を拒むところだろうが」「大丈夫か?」と思ったのですが、今回離脱となりました。

 今回の離脱の理由については、負担金問題とか大小いろいろあり、どれがメインだと思うかは論者によって色々だろうと思いますが、私は「低賃金・優秀な外国人労働力の流入が、イギリス人労働者の労働の場を奪っている」と考えたのが主な原因だろうと思っています。

 離脱のメリットは、外国人の流入を防止できること。高額な負担金を免れることができること。漁業権などが確保(EUによる理不尽な制限を回避)できること。

 デメリットは、英国内からユーロ圏へ輸出すると税金がかかること。ユーロ圏からの注文が減る。ユーロ圏の金融センターとしての仕事がなくなること。英領の北アイルランド(英国国教会系)と南側のアイルランド共和国(カトリック系)の国境紛争・統一問題等が再燃するのではないかと心配されること。

 問題点=デメリット、

 国民の賛成・不賛成、一応脱退賛成が多数派だが、脱退反対も多く、国論が分裂している。

> 2、ジョンソン首相は何故、離脱を急ぐのでしょうか

 国民投票で脱退が決まったから。

> 3、離脱を言い出したのは、ジョンソン首相でしょうか、それともテリーザ・メイ首相でしょうか

 言い出したのは、ダレ言うともなく・・・ なんだろうと思いますが、強行に脱退を主張したのはジョンソンさんだった(名前の記憶がないのですが顔に見覚えがある)と思います。

 離脱派が勝ったので、ダレもがジョンソンさんが首相になるものだと思っていたのに、ひっこんでしまったのでやむを得ずメイさんが首相になりました。

 で、メイさんが離脱に失敗したのでジョンソンさんが出てきたんじゃないかと思います。

> 4、これらの国をまとめて英国と呼ぶのでしょうか

 半年ほど前だったかな、このサイトに質問が出て、解説が出ていました。私なりの回答を書こうかと思って書いていたら、ベストアンサーが出て閉鎖されていました f(^_^;; 。検索してみられては?

> 5、何故、北アイルランドはないのでしょうか?

 北アイルランドと南のアイルランド共和国が一体として合同チームになっています。

 その点について、テレビ中継では、アイルランドのラグビー協会ができたのがアイルランドが分裂する以前のアイルランド島全体の組織として誕生していたから、みたいなことを言っていた・・・ ような気がします。

投稿日時 - 2020-01-11 01:58:56

お礼

迅速且つ丁寧な御回答ありがとうございます。大変勉強になりました。

投稿日時 - 2020-01-14 18:32:24

ANo.1

1.基本的には海洋国家イギリスが大陸国家EUとなじまないことです。さらに具体的には、現在のドイツだけが一人勝ち状態になっているEUに対するイギリス国民の忌避感です。ドイツとイギリスは歴史的に敵対国で、第一次大戦、第二次大戦はドイツとイギリスの戦争だったとも言えます。それへの先祖返りです。

2.ジョンソン首相はかってロンドン市長だった時代にイギリスのEU離脱を主張し、離脱問題を国民投票にかけたときは離脱派のリーダー的立場にいた人物です。

3.メイ首相はもともと離脱に反対でした。それで国民投票にかければ国民が反対票を投じてくれると思って国民投票をやりましたが、それが裏目に出て離脱が決まりました。首相という立場上、EUと離脱交渉を続けましたが、うまく行かず、政権を放り出しました。その後を継いだのがジョンソンです。

4.アイルランドは独立国でイギリスではありません。イングランド、ウエールズ、スコットランド、北アイルランドはもともと大英帝国を構成する国々でした。今でもかなりの自治権があります。江戸時代の藩のようなものを想像するといいでしょう。その昔は大英帝国にはオーストラリア、ニュージーランドなども含まれていました。七つの海を支配する大英帝国だったのです。今でも国旗を見れば分かります。

5.アイルランドはイギリスではありません。まったく別の独立国です。北アイルランドはイギリスの領土ですが、アイルランドと地続きである特殊な地域です。つい最近までイギリスはアイルランドと血を血を洗う激しい紛争を繰り返してきました。その意味でも特殊な地域なのです。今回のEUとの離脱交渉がうまく行かないもの北アイルランドとアイルランドの国境管理が非常にセンシティブで難しい問題だからです。

投稿日時 - 2020-01-10 23:22:10

お礼

迅速且つ丁寧な御回答ありがとうございます。大変勉強になりました。

投稿日時 - 2020-01-14 18:31:11

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