奈良豆比古神社 翁舞。現代語訳教えてください。
奈良豆比古神社 翁舞。現代語訳教えてください。
三番叟/おおさようさよう、喜びありや、喜びありや、我がこの所より、ほかへはやらじとぞおんもう
三番叟着面し、千歳は鈴をもって問答となる。
三番叟/のう、あらめでた、おのに心得たるとの、大夫殿にげんぞう申そう、
千歳/ちょうどまいって候
三番叟/たがおたちにて候へ
千歳/年頃のほうばい、つれ友達、御宮殿の為にまかり立って候
三番申楽きりきり尋常に、おん舞そうて、座敷ざっと御なおり候へ、じょうどの(尉殿)
三番叟/のう、この色の黒い尉が所のご祈祷 千秋万歳と舞い納めようば やすう候、先はとの大夫殿はもとの座敷におもうおもうと御直りそうて、尉(じょう)が舞おうずるをいかにも、おもしろう おんばやし候らへ
千歳/われらが なおろうずるは、じょうどんの前よりもってやすう候、まず御舞い候らえ
三番叟/ただ御治り候らえ
千歳/さらば鈴を参らそう
三番叟/あら ようがましや候(鈴を千歳からうけとる)
投稿日時 - 2019-05-19 00:00:24
こういうのあまり勉強したことがないので自信はありませんが
三番叟/おおさようさよう、喜びありや、喜びありや、我がこの所より、ほかへはやらじとぞおんもう
(おお、そう、そうだ、喜ばしい、喜ばしい、この場所から他の場所には行かせまいと思う)
三番叟着面し、千歳は鈴をもって問答となる。
三番叟/のう、あらめでた、おのに心得たるとの、大夫殿にげんぞう申そう、
(ねえ、大変めでたい、と私が思っているので太夫様にお目にかかりましょう)千歳/ちょうどまいって候
(ちょうどここへいらっしゃっています。)
三番叟/たがおたちにて候へ
(誰が立っているのですか?)
千歳/年頃のほうばい、つれ友達、御宮殿の為にまかり立って候
(昔からの友人で、連れの友達です、ご宮殿のために連れてきました)
三番申楽きりきり尋常に、おん舞そうて、座敷ざっと御なおり候へ、じょうどの(尉殿)
(力一杯型通りに踊って、さあこちらへいらっしゃって、この場を華やかにしてください、尉殿)
三番叟/のう、この色の黒い尉が所のご祈祷 千秋万歳と舞い納めようば やすう候、先はとの大夫殿はもとの座敷におもうおもうと御直りそうて、尉(じょう)が舞おうずるをいかにも、おもしろう おんばやし候らへ
(さて、この色の黒い方のご祈祷だ。千秋万歳の踊りを奉納してくだされば、いいのです。その先は太夫殿はゆっくりとお席におくつろぎになって、尉の舞に合わせて楽しくお囃子ください)
千歳/われらが なおろうずるは、じょうどんの前よりもってやすう候、まず御舞い候らえ
(私たちのすることは尉殿のなさることよりずっと容易いことです、まず舞ってください)
三番叟/ただ御治り候らえ
(では場所についてください)
千歳/さらば鈴を参らそう
(それでは鈴を差し上げましょう)
三番叟/あら ようがましや候(鈴を千歳からうけとる)
(あら、ありがとうございます)
多分間違いだらけと思いますが露払いに。
投稿日時 - 2019-05-19 09:51:31
丁寧な回答をありがとうございました。
まったく意味がわからなかったので、ほんと助かりました!
「ちょうどまいって候」は主語がないので、千歳が自分のことを言っているのかと勘違いしていました。
「座敷ざっと御なおり候へ」を「この場を華やかにしてください」と訳すのはさすがと思いました。
ほんとうにありがとうございます!
投稿日時 - 2019-05-20 09:05:52
このQ&Aは役に立ちましたか?
0人が「このQ&Aが役に立った」と投票しています
回答(1)