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解決済みの質問

米国の二重基準のワケ

核開発に関して、米国は北朝鮮にもイランにも強硬に不拡散の姿勢を崩さないのに、なぜインドに対してああも容認姿勢なのでしょうか? 余りの二重基準に驚きます。

投稿日時 - 2019-05-14 20:53:13

QNo.9616602

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質問者が選んだベストアンサー

アメリカがイランとの核合意を破棄したことは暴挙です。アメリカはイランが核合意で約束した事を破っている証拠がない事を認めた上で、一方的に合意を破棄して大規模な制裁を他国も巻き込んで行なっています。ただインドに対する姿勢を持ってダブルスタンダードと簡単に言うことはできないと思います。国連は核拡散を防ぎ核兵器を削減していくためにいくつか条約、機構があります。CTBT(包括的核実験禁止条約)によって、核実験を禁止していて、NPT(核拡散防止条約)によって、旧連合国の5カ国以外の核保有を禁止し、IAEA(国際原子力機関)は核の平和利用を監視し、核兵器禁止条約によって地球上の核兵器の根絶を目指しています。ただ条約に署名・批准するかどうかは各国の自由で、インドはCTBTにもNPTにも加盟していません。一方でイランはNPTに加盟していてIAEAとの協定にも署名していました。ところが前大統領のアフマディネジャドは反米強硬派で度々アメリカに対して挑発的な発言を繰り返し、核兵器の開発も示唆していましたから、自らNPTに違反する事を公言しているし、IAEAが核施設の監査をすると言うのは当然のこと。その監査を拒んでいたわけで、そうなるとアメリカだけでなく国際的な経済制裁が課されるのは妥当なことでした。一方のインドですが、CTBTにもNPTにも加盟していませんから既存の国連の仕組みの中で取り締まることはできません。かと言って核実験が容認されるわけではなく、1998年に二度目の核実験が行われた際には国連安保理で制裁決議が行われました。またアメリカ、日本、カナダからの強い非難と個別の経済制裁があり、容認されていた訳ではないのは認識する必要があります。ただ安保理で制裁が決議されても、それぞれの加盟国の事情や国際関係もあり、より具体的で実効力のある対応は二国間、あるいは有志の多国間による交渉、制裁に頼っているのが実情。アメリカはインドに対してその後も非難と交渉を続け、結果的には核の不拡散・非拡散を約束させた上で、核兵器の保有は暗に認めた形で妥協しました。
北朝鮮はどうだったかと言うと、もともとNPTにも加盟していたし、6カ国協議でも核の放棄を約束しています。その後核を開発し続けていることがわかり、NPTも脱退。さらにはミサイルの発射実験を繰り返し、アメリカや日本、韓国に挑発的な発言を繰り返していた訳ですから、国際社会から厳しい制裁があって当然です。
個別の国家間の事情はあるし、北朝鮮に関してはロシアは制裁に参加しつつも核保有を容認する様な発言もしていて、一枚岩とは行かないのは事実。ただ、米中ロや英仏の核保有国で一致しているのは、北朝鮮の様な核兵器の保有国から他国に輸出されたりテロリストに渡ったりと言う拡散は何としても防がなければならず、その意味では核開発を凍結させ、核弾頭が開発できる施設の破壊、原料輸出の差し止め。これは相手の国が自国にとって敵対的か友好的か、都合が良いか悪いかに関わらず、常任安保理国の共通認識です。ここまでの話の中では、アメリカがダブルスタンダードと言われる筋合いはないと思います。
ところが、イランに関しては、過激なアフマディネジャド前大統領が失脚し、穏健派の現ロウハニ大統領になり、雪解けが進み歴史的な核合意に至ったのですが、それを反故にしたトランプは、核と言うよりは自分が肩入れしているイスラエルに敵対する勢力として体制崩壊させようとしている様に見え、一方で核保有が公然の秘密とされているイスラエルに対してはアメリカは事実を知っていると思われるのになんのアクションもとっておらず、この点においては自国の都合の良い様に振る舞っていると言うことは言えると思います。

投稿日時 - 2019-05-15 09:52:37

お礼

かなり個別具体的な事情の積み重ねがあっての差異・結果だということが分かりました。ありがとうございました。
一概に概念的に決めつけるのではなく、こういう説明が聞きたかったのです。
ベストアンサーにさせていただきます。

投稿日時 - 2019-05-15 14:34:26

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回答(4)

ANo.4

核拡散防止条約は不平等法ですからね 先にゲットしたものが独占権を主張するというあからさまな不平等条約。
特に敵対的な国は 断固として譲らないと言う姿勢。
まあ日本でも すぐそばの北朝鮮のような国に保有されるのも許容できるものではありませんから。
イラクを攻撃したときは「大量破壊兵器」を所持している という名分で戦争したのですが 大量破壊兵器とは核兵器のことですが 結果的に なかったということに。
インドは イスラム勢力は低い国だという認識なのでしょう。

投稿日時 - 2019-05-15 10:46:16

お礼

「大量破壊兵器とは核兵器のこと」
自分(米国)が一番たくさん保有していますよね!

投稿日時 - 2019-05-15 14:36:22

ANo.2

核を作っちゃったことと、今開発中の違いはあるでしょうね。
でも欧州もそうですが、アメリカも二重外交なんか日常茶飯事です。
有名なとこで言えば、湾岸戦争なんかは、表向きの外交の裏で戦争につき進めようとする裏外交で湾岸戦争は起きています。
ダブルスタンダードは欧米では当たり前です。
今の日本でも、アメリカは日本から土地を貸してもらって基地を保有してますが、裏では日本に要求を突きつけ、政治まで牛耳っています。
沖縄問題が解決しないのも裏のアメリカが強要してるからです。
改憲もアメリカの要望です。
改憲させて、アメリカ軍の一部にしたいがため、であり、世界大戦に日本を巻き込むための仕込みです。
アメリカの要望以上に戦争放棄した平和憲法を破壊し、戦争に巻きこみ壊滅させたいがための裏外交です。
そういうダブルスタンダードは、アメリカや欧州の都合です。
そういうことを知らないから、改憲に賛成するアホが増殖してるのです。

投稿日時 - 2019-05-14 21:48:52

お礼

既成事実と制作中の違い・・・。
しかし北朝鮮は既成事実ですよ。

それと、米国の親インドの理由を尋ねたのです。
話が逸れて肝心なことに答えてませんよ。

投稿日時 - 2019-05-15 09:17:35

ANo.1

インドは、反イスラエルではないことと、反中国だからです。
世界中に独裁国家が結構あるけど親米だと独裁全然OKというのがアメリカ。サウジアラビアなんかはその典型。

要するに、アメリカは「民主主義を世界に広げる」とか言いながら戦争したりもするけど、ああいうのは全部建前。実際には利権の拡大ために戦争を行っていたり、アメリカの企業郡が既得権益拡大のためにアメリカ政府を使って貿易条約を各国へ結ばせたりして、そうやって世界の覇権を牛耳っているのですね。
昨今のトランプ大統領とその後ろにいるアメリカの高官たちが中国にやっていることも全く同じ内容。要するにアメリカにとって優位で都合のいい条件になるまでアンフェアだと言う設定にして脅し続けるということです。

投稿日時 - 2019-05-14 21:40:29

お礼

インドは反中国だからですね。
敵の敵は友。

ありがとうございました。

投稿日時 - 2019-05-15 09:15:09

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