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解決済みの質問

Goodbye Columbus で解らない箇所有

Leo が酔って主人公に妻の不満をぶちまけている場面です。
She says it's bad for the kid if I come home smelling.
The kid's a baby, for God's sake, she thinks that's the way I'm supposed to smell. A forty-eight-year-old man with a three-year-old kid! She'll give me a thrombosis that kid. My wife, she wants me to come home early and play with the kid before she goes to bed.
上記でshe thinks that's the way I'm supposed to smellを訳者の佐伯彰一氏は「ところが、女房のやつ、わしが酒くさいと、決めこんどる」と意訳しています。
どうしてそういう訳になるのでしょうか?

もう一か所あります。
She'll give me a thrombosis that kid. を佐伯氏は「女房に言わせると、あんたのせいで、赤ん坊が血栓症になっちまう、と言う」と訳しています。この文章の構文となぜそういう訳になるのか解説お願いしたいです。
よろしくお願いいたします。

投稿日時 - 2019-05-01 19:27:58

QNo.9612571

困ってます

質問者が選んだベストアンサー

「補足コメント」と「お礼コメント」をありがとうございました。

>このsheはwife ではなくTHAT KID だとわざわざ大文字で書いて来ました。翻訳の大家に惑わされず、自然に受け取るのが正解だったんですね。
⇒なるほど、やはりそうでしたか。0123gokudoのご慧眼に敬服します。ご教示くださり、どうもありがとうございました。おかげさまですっきりしました。

>訳者の翻訳に疑問があった時、出版社に手紙を書いて直接訳者から返事をもらったとのことですが、その内容は満足出来るものでしたか、自分の思い違いと言うことはありましたか?それらの訳者の名前を知りたいですが、教えて頂けませんか?
⇒あっ、舌足らずでした。英語の作品ではありません。しかも、だいぶ昔です。せっかくお問い合わせくださったのに、そっけないご返答ですみませんが、詳細はご容赦のほどお願いします。

>ベルギー人神父のグロスター氏が「私は日本人になりたい」という著書に書いていました。(…)日本人は西洋の宗教文化歴史の理解がないためにこのような迷翻訳をすることがしばしばだと。翻訳は暗い闇の中にあると書いてました。英語が出来ても矢張り宗教文化歴史への理解となると、数十年かかっても難しいことだから、正しい原文の意味を日本人が知ることは本当に不可能に近いのだなあと思いました。
⇒翻訳には二重の障壁がありますね。「一つは言語の壁、もう一つが文化の壁」といったところでしょうか。ところで、神父さんのお名前、「グロスター氏」とお書きですが、もしかして「グロータース氏」ではありませんか? もしそういうお名前なら、私も記憶があります。言語学会で「へくさむし」の発表を聞いたことがあります。面白い話でした。

>ノーベル文学賞を取った作家の文学は全て素晴らしいと思っておられますか?川端康成に関しては具体例を上げて私も指摘できますが、ヘミングウェイなどは米国内でも昔から結構批判者がいるのですね。
⇒『雪国』と『伊豆の踊り子』共通に、エリートを自認する主人公がこま子や踊り子を「自分に惚れさせて」その純真さを弄んでいる感じがして好きではありません。(言表してはいませんが言外にそう読めて、それが鼻持ちならないのです。)ただ、『浅草紅団』や『感情装飾』などは、まあまあ気に入っています。ヘミングウェイについては、もとより私などが云々できる立場ではありませんが、感想を少々。『武器よさらば』:最も評価が高そうですね。「人間の肉体を忘れた文学への反動」とされますね。30歳のときに物した作品ですから、すごい! 『老人と海』:単純な構図ながら、主観的に好きです。『誰がために鐘は鳴る』:メロドラマとの批評がありますが、私は素晴らしい作品だと思いました。

>ドイツ語で赤ん坊は中性名詞とのことですが、仮に会話の途中で赤ん坊が女性であることが分ったとしても、赤ん坊を「彼女」とは呼ばずに「it」と呼び続け るのですか?
⇒性区分のマーカーは名詞そのものについていますので、例えばKind「子ども」を使う限りは「女性であることが分ったとしても」中性扱いすることには変わりありません。つまり、ein/das Kind「一人の/その子ども」は、男の子でも女の子でもこのように中性冠詞をつけます。例えば、eine/die Frau「一人の/その女」などで用いられる女性冠詞eine/dieを(その子が男児か女児かにかかわらず)Kindにつけることはありません。

以上、簡単ながら、お礼まで。

投稿日時 - 2019-05-07 19:19:23

補足

私がちょっと追加質問したら、更に以下のような説明を寄越しましたので、Nakay702さんも興味を持たれているだろうと思ったので、下に貼り付けました。彼女自身、日本語と韓国語の学習をしていて、理解出来ない時、講師の懇切丁寧な説明が非常にありがたいらしく、そのせいでこのように噛んで含めるような丁寧な説明をして来たのだと思います。只、外国人には文法的な説明を求められないので普段は私は余り質問しないのです。私は英語を文法的に理解して来ましたので、やはり文法的に説明してもらったら一発で理解できることが多いからです。

it is just a phrase to describe his frustration. No one is in real danger of thrombosis. not him, not his wife, not their child..no one. He doesn't want to come home from work and play with the child. He doesn't have the energy after a long day at work. He wants to go and drink at the bar. That phrase "She'll give me a thrombosis that kid" is just to show his feeling that it is too much for him to play with the little girl. Also the fact that the sentence ends in THAT KID means he is talking about the little girl--she is that kid(child) ---
I will write more later I have a lesson in a few minutes.

we have a saying "a thorn in my side" It means that someone is annoying you or making you angry. They cause trouble for you...It does not mean you actually have a thorn in your side. This is the same thing as "She'll give me a thrombosis that kid (that little girl/ that child)" None of them has a blood clot. None of them is in danger of getting a blot clot. It is a saying used to describe his feelings. Translators are sometimes wrong. okay so
1. No one has or is in danger of a blood clot/thrombosis
2. He is talking about the little girl
3. translators are sometimes wrong when translating English or Japanese
4. We use a lot of phrases or idioms to describe how we feel about and sometimes to the non-English speaking person those phrases don't make sense.
5. Remember they are just phrases/idioms the person doesn't really have a thorn in their side or thrombosis
if you have any more questions just ask:) 以上

ベルギー人神父はグロータースさんでしたかね?日本を自転車で一周した方です。もう50年も前に読んだ本ですが、内容は印象に残っています。

ドイツ語の名詞は性を覚えるのが大変ですね。説明ありがとうございました。
川端康成は文章自体が実に無駄が多くて、互いに矛盾する文章を平気で羅列していて読むに耐えないですね。ノーベル賞委員会がもし、彼の日本語の文章を読んでいれば絶対に賞など与えなかったハズです。彼らは翻訳された英文のものしか読んでないのです。「雪国」と「山の音」を二つ精読してみましたが、ひどいですね。なぜこんなヒドイものが素晴らしいとされているのか、それも考えてみました。フランス料理というだけで、日本人はほぼ全員が絶賛しますが、もう、自分の舌で客観的に検分しようという姿勢を放棄するようです。文学にも同じことが言えるようですね。
最近ヘミングウェイの「キリマンジャロの雪 The Snows of Kilimanjaro」と「フランシス・マカンバーの短い幸福な生涯 The Short Happy Life of Francis Macomber」を英文で読みましたが、回想部分の無意味さ、登場人物の浅薄さに嫌気がさしました。心理描写が素晴らしいと訳者は書いてますが、一体どこが素晴らしいのかと思います。登場人物の性格描写ならモームの方が遥かに興味深いし、人間の生き方を追求していて感動を与えますよね。高名にあぐらをかいている人間、それを批判しようとしない周囲、こういう構図は嫌いですね。
長くなってしまいました。今回はありがとうございました。この質問は閉じますが、今後ともよろしくお願いいたします。

投稿日時 - 2019-05-13 00:26:52

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回答(6)

ANo.5

ご丁寧な「補足コメント」をくださり、ありがとうございます。

貴重なご意見・ヒントをいただきました。「コランバスの全編を読みましたが、コンマが不必要に入っていたり、逆に必要なのに入っていなかったりしていた」を拝見して、「そうだったんだ!」と合点しました。しかも、問題部分の前後をつき合わせてみると、目からウロコというか、迷いが吹き飛んだ感じです。
そこで、「回答者が教えられてどうする!?」と恥じつつ、自戒しつつ、もう一度考えてみました。ある意味、振り出しに戻った、と言いますか直観・第一印象でよかったんだと、妙に「溜飲が下がった」気分になりました。一応、(前言を取り消して)再考の結果を以下に掲げます。

>>上記でshe thinks that's the way I'm supposed to smellを訳者の佐伯彰一氏は「ところが、女房のやつ、わしが酒くさいと、決めこんどる」と意訳しています。
>>どうしてそういう訳になるのでしょうか?
⇒私も、そういう訳にはならないと思います。このsheは明らかに「女房」でなく「子ども」を指していることが明白です。そして、訳としては、
《子どもは、この匂い方でオレだと分かってくれるんだよ。》
といった感じでしょう。

ところで、根拠もなくふと思ったのですが、もしかしたら、これを翻訳したときの佐伯氏の頭にドイツ語のことがちらついたかもしれませんね。それというのも、ドイツ語では、「赤ん坊は中性名詞扱い」しますので、それが潜入観念としてあって、無意識のうちに「sheと赤ん坊を結びつける回線がなかった、可能性から削除されていた、というか存在していなかった」のかもしれない、と憶測した次第です。

>>She'll give me a thrombosis that kid. を佐伯氏は「女房に言わせると、あんたのせいで、赤ん坊が血栓症になっちまう、と言う」と訳しています。この文章の構文となぜそういう訳になるのか解説お願いしたいです。
⇒いただいたヒント「コンマが不必要に入っていたり、逆に必要なのに入っていなかったりしていた」で、我に返りました。「形式にこだわりすぎていた」と思いました。それで、次のような訳に変更させていただきます。
《あの子のせいでオレは血栓症になっちゃうよ、まったくあのガキには参るなあ。》

ところで、だいぶ前ですが、小田島雄司氏の講演を聞いた折に、こんなことを聞きました。《『ハムレット》の有名なセリフ、"To be or not to be, ..." の部分の訳がいまだにはっきりしないのです。これまでは一応「生か死か、…」というところに収まっていますが、私はどうも納得できないところがあり、「このままでいいのか、よくないのか、…」のほうがより適切そうなので、私の訳ではそう訳したいと思っています》。
いやあ、翻訳はむずかしいですね!

以上、再々伸まで。

追伸
(1)忘れていました。私の英語の背景は、「経験者」と「研究者」の「合いの子」のような、どちらでもないような感じです。要は、「ド素人」です。ただ、好奇心だけがやたらに強い、「ディレッタント」(好事家)という部類かも知れません。時に「浜の真砂は尽きるとも世に《物好き》の種は尽きまじ」などとうそぶいています。
(2)「アメリカのご友人」の判断、私も興味あります。できましたら、あとで聞かせてください。

投稿日時 - 2019-05-04 22:23:56

補足

遅くなりました。
最近まで週一でスカイプをやってたのですが、日本語に加えて韓国語まで勉強を始め、毎日々々、日本語と韓国語の勉強に大忙しのようです。つまり、彼女からなかなか返事がもらえなくて遅くなってしまって申し訳ありませんということを言いたいわけです。
あの部分はここにありました。↓
http://esl-bits.net/Novellas.for.ESL.Students/Goodbye.Columbus/13/default.html
例の部分は最後の方にあります。
で、彼女からの返事を以下に貼り付けます。
what book is this from? anyway Thrombosis is a blood clot 血栓 in Japanese. But in this case he is saying that he is an older man 48 with a very young child 3 years old. This is difficult for him. He works and maybe doesn't have any energy when he gets home. Americans often use phrases like--"I was so scared I almost had a heart attack" I can't think of others right now--but he doesn't really have a blood clot. He just feels that having to play with a three year old , having to change what he does for a three year old is overwhelming. And he says "she'll give me thrombosis THAT KID-- so he is talking about the child not about his wife.
私の予想通り、アメリカ人は心臓疾患などを気にかけているようで、このsheはwife ではなくTHAT KID だとわざわざ大文字で書いて来ました。翻訳の大家に惑わされず、自然に受け取るのが正解だったんですね。
Nakay702さんは、訳者の翻訳に疑問があった時、出版社に手紙を書いて直接訳者から返事をもらったとのことですが、その内容は満足出来るものでしたか、自分の思い違いと言うことはありましたか?それらの訳者の名前を知りたいですが、教えて頂けませんか?

ベルギー人神父のグロスター氏が「私は日本人になりたい」という著書に書いていました。彼は漢字昆じりの日本文の書ける人で私などから見ると、一人前の日本語の知識を持っているように見えたのですが、彼自身は謙遜していて「私の日本語の能力はこの程度です」と自身の書いた日本文を掲載していました。
その彼が具体例を上げて、ある日本人の高名な翻訳家の翻訳文を提示していました。日本人は西洋の宗教文化歴史の理解がないためにこのような迷翻訳をすることがしばしばだと。翻訳は暗い闇の中にあると書いてました。英語が出来ても矢張り宗教文化歴史への理解となると、数十年かかっても難しいことだから、正しい原文の意味を日本人が知ることは本当に不可能に近いのだなあと思いました。具体例を上げて説明していたので説得力がありました。
しかし、今回はそんな歴史や宗教の話ではありません。単なる英語に限った話です。まあ、ちょっとアメリカ人の中高年が心臓疾患を気にするという社会風潮を知っておれば理解に役には立つでしょうが、それを知らなくても普通に読めば理解出来る英文です。なのに、佐伯氏はなぜ迷翻訳をしたのでしょう? ここからは私の得意分野になるのですが、最初彼はプロの翻訳家だし、英語を学び始めた私など彼の言葉は間違いないはずだし"神の言葉"として聞くべきだろうと無意識に思っておりました。しかし、読み進めて行くうちに疑問が出て来ました。フィリップロス自体が非常にムダな文章を、これでもかと羅列する作家ですが、その彼の文章をべたほめし、しかも彼の翻訳した日本文をいくら繰り返し読んでも意味が分からないものが多々ありました。意訳ではないのです。意訳なら意味が分かるはずですが、意味が取れないのです。結局彼自身が意味を理解しないまま直訳したとしか考えらえません。彼はロスがユダヤ社会を生き生きと描写していると書評で書き(生き生きどころかゴテゴテ描写なんですが)、他忘れましたが、兎に角1から百までロスをべた褒めしています。短編に類まれなる能力を発揮したロスは、その後の長編でもいかんなく能力を発揮しているから是非彼の長編も読むことをすすめるとのことでした。
この後読んでいる常盤新平氏訳のアーウィンショーですが、彼はショーに魅かれ彼の翻訳を手掛けたが「ショーは短編の作家だ」と言い切っています。つまり長編は魅力と価値がないと暗に言ってます。彼のように客観的な覚めた目を持ってる翻訳家が信頼できますね。アーウィンショーと同様、彼の書評と翻訳はすっきりしています。ロスの英文が無茶苦茶ゴテゴテとしていたように佐伯氏の書評も美辞麗句が満載で非常にゴテゴテしていました。これぞ、文芸評論家の書評だ、と思いました。
芥川龍之介でしたか、小説家は数学が出来ないと務まらないとか言いましたが、佐伯氏は恐らく数学が出来ない文芸家なんではないでしょうか?
訳もいい加減、書評も的を得ず美辞麗句ばかり。今回彼の訳に接して私の中で、彼の評価が下がりました。
ロスはアメリカでは高評価の確立した作家のようですが、アメリカ人自体のレベルを考える必要があるようです。村上春樹が全世界的に人気があるからと言ってそれが彼の小説の価値を証明しないのと同じです。
Nakay702さんはノーベル文学賞を取った作家の文学は全て素晴らしいと思っておられますか?川端康成に関しては具体例を上げて私も指摘できますが、ヘミングウェイなどは米国内でも昔から結構批判者がいるのですね。
要らぬことまで書き綴ってしまいましたが、佐伯氏の訳が発端でこれほどの時間と労力を使う羽目になってしまいましたので彼を批判したくなったのすね。
私もコツコツと英文を読み続けて行きたいと思います。モームとロバートリンドなどに憧れてるんですけどね。
ありがとうございました。

投稿日時 - 2019-05-06 17:28:53

お礼

回答ありがとうございます。補足欄で質問するのを忘れてしまいました。
ドイツ語で赤ん坊は中性名詞とのことですが、仮に会話の途中で赤ん坊が女性であることが分ったとしても、赤ん坊を「彼女」とは呼ばずに「it」と呼び続けるのですか? ドイツ語のことがよく分かりません。素人の質問にお答え下さいますか?

投稿日時 - 2019-05-06 17:34:24

ANo.4

「補足コメント」を拝見しました。

なるほど、諸状況から考えると主語は子どもで、「オレを血栓症にする」と解釈するのが自然な感じですね。ただ、そのためには、目的語の位置にthat kidがあるのをどう解釈したらいいでしょう。
唯一の方法は、She'll give me a thrombosis, that kid.《彼女のせいで血栓症になっちゃうよ、あのガキ(ときたら)。》のようにthrombosis とthat kidの間にコンマを入れて、that kidを呼格と見る解釈しかなさそうなのです。(実は、最初そう考えたのですがコンマの不在にこだわって考え直した経緯があります。)

ただし、ぶり返してすみませんが、血栓症をめぐる状況はおっしゃるとおりに違いないとしても、亭主が「もののたとえ」として単に自分の身近な病名を子どもに当てはめただけ、という可能性も捨てきれないように思います。文脈の流れを存じませんので、もちろん断言はできませんが、添付された原文の構文だけを見る限りは、女房を主語と見るしか方法がないように思えてなりません。

翻訳者の方もそのあたりを悩まれたかも知れませんね。因みに、出版社あてにメールで質問する手がありますので、お勧めします。出版社は、受け取ったメールを訳者に回答してもらい、それを質問者に転送するというような方法で答えてくれるはずです。(私は何度か経験しました。)

投稿日時 - 2019-05-02 23:45:39

補足

再度の回答ありがとうございます。
>thrombosis とthat kidの間にコンマを入れて、that kidを呼格と見る解釈しかなさそうなのです。
さようならコランバスの全編を読みましたが、コンマが不必要に入っていたり、逆に必要なのに入っていなかったりしていたように思います。それで、私は彼の文章に関してはコンマのありなしを気にしないようになりました。
会話文ですから、余り文法的に読まないで自分が普段喋っている時のように読むようにしました。普通の会話ではこういう風な言い方をしますよね?
「彼はそうしたんだ、あの男だよ」って後から付け加えたりしますよね?日本語でも英語でも会話ならしばしばそのような表現になりますよね。一番自然に感じる読み方としてそうなるので、コンマをわざと気にせずそう読みました。ただプロの専門家の翻訳が違っていたので、自分の読み方が間違っているのかと思って確かめたわけです。
Nakay702さんは英語に造詣が深い方だと思います。文法にも精通しておられるようです。このカテでも時々回答されている方でアメリカに数十年住んでおられる方がいます。アメリカ人と毎日喋り、毎日英語を読む生活をされいる方ですが、そういう人が英文を見ると感覚的にピ~ンと意味が分かるようですね。読むと言うより"見る"感じですね。私も一人60代半ばのアメリカ人のインテリの友人がいます。このカテで埒が明かない時、彼女に議論の渦中の英文を見せると、立ちどころに判断します。「そんな英文の使い方は見たことがないし、したこともないよ。何故あんたはネットの回答者の解釈を信じるんだい?」と言われます。確かにネットの回答者の解釈は文法的には正しいしそういう解釈もあり得るのでしょう。しかし、アメリカでそういう使い方はされない、と。
私は昔、日本語を学んでいる外人に質問を受けたことがあります。彼は日本語の文法はかなり知っているようで、彼なりにその日本文を解釈します。その解釈は正しいかと訊いて来ます。我々日本人は日本文を読むと、ピ~ンと来ます。文法的なことを一切考えないでもほぼ正確に意味は取れます。しかし、その外人にはこのピ~ンがないんですね。文法知識を駆使して日本文を理解しようとするのですが、トンチンカンな理解が多々ありました。数十年前のことですから具体例は憶えていませんが、そういう印象ははっきり覚えています。
数十年英米に住んでいて日常的に英語を使っている人間と、英語を教科書として研究している人間には差があると思っています。プロの翻訳家は後者なので時々はトンチンカンな翻訳をしてしまうのでしょう。
Nakay702さんの英語の背景は知る由もありませんが、どうも研究者のように見えるのですがどうでしょう?研究者には研究者の盲点があるように見えるのですがどうでしょう?
もし、私の言ってることが失礼なことでしたら切にお許し下さい。
訳者の佐伯彰一氏は3年前に亡くなられていますので、問い合わせても訳者の回答は得られないでしょう。
偉そうなことを書いてしまいましたが、勿論貴方の解釈が正しい可能性も大です。SVOC的使い方もよくするのかもしれません。アメリカの友人はどう判断するのか楽しみです。

投稿日時 - 2019-05-03 09:46:10

ANo.3

> プロの翻訳家が意訳どころか全くトンチンカンな翻訳をして本にまでしている
> というのはおかしなことですね。

⇒ 気の利いたコメントはできませんが...。
確かにおかしなことだと思います。もしかしたら件の翻訳者が「偉過ぎた」ために、周りの人間が間違いに気付いても、それを指摘できなかったのかも知れません。

私は常々「意訳」とはそれ自体が「芸術(創作行為)」だと思っています。
文法を木目細かく完璧にマスターしていれば、その知識を駆使することで大抵の文章を直訳することは可能でしょう。しかし読み手に「満足感」を与える意訳を提供するにはそれ以上のものが必要になると思います。例えば村上春樹氏の翻訳本(村上氏が和訳を手掛けた海外作品)が高い評価を受ける要因は、そこにあるのだと思います。

但し意訳は、原文を正しく理解している、という大前提の上成立するものです。村上氏による和訳本であれば、まず、英語・日本語に精通している、村上氏以外の人のフィルターを通している、と想像します。こうして正確な解釈(直訳)を得たうえで、村上氏が意訳を付けていくのだと考えます。

> トンチンカンな翻訳でも日本文しか読まない読者にはそれが分からないから、
> 通ってしまうんですね。

⇒ 通ってしまいます。なので、例えば国家間の交渉は、それぞれの国の外交官が通訳を担うのでしょう。万が一の誤訳が怖くて、民間の通訳者には任せられないのです。

⇒「フルメタル・ジャケット」や「2001年宇宙の旅」、「時計仕掛けのオレンジ」等で有名な映画監督、故スタンリー・キューブリック氏は、自作品を海外で公開する際における「字幕」について非常に神経質だったそうです。翻訳された字幕を、字幕から英語に戻させ(逆翻訳)、元の意味が正しく伝わっているかどうか、入念にチェックしていたそうです。それだけ、作者側に強いこだわりがあったことが伺えます。

フィリップ・ロス、或いは彼の作品の版権を所有している出版社も、キューブリック氏ほどのこだわりを持っていたなら、佐伯彰一氏の勘違いを指摘できていたかも知れません。そう考えると、翻訳者のみがトンチンカンな翻訳の責任を負うのではなく、それを野放しにする原作者(或いは版権を所有する出版社)にも(翻訳内容をチェックしない)若干の責任があると言えるのかも知れません。

投稿日時 - 2019-05-02 22:13:53

補足

すみません、お礼のコメントで間違いがあります。
>ノーベル物理学賞を取った人などの研修姿勢を見ますと、明らかに後者ですね。
上記の「後者」を「前者」に訂正して下さい。

投稿日時 - 2019-05-05 05:56:37

お礼

回答ありがとうございます。
う~ん、なるほど、色々と参考になりました。
作家でも、徹底的に推敲する人と、そうでない(と見受けられる)人がいますよね。まあ、作家に限らず世の中、徹底的にこだわる人と、余りこだわらないでドンドン先に進む人がいますよね。
ノーベル物理学賞を取った人などの研修姿勢を見ますと、明らかに後者ですね。私は元理科系出身のせいか、細部にこだわり、全体の整合性、しかも簡潔・簡明を求めますね。で、前にも書きましたように、ロスの英文も訳者の訳し方も私にとっては、ゴテゴテしていて簡明とは程遠く、忍の一字で読んで来ました。でも、こういう英文も読めなければと思って・・・
Irwin Shaw を読み始めましたが、彼の英文は無駄がなく、ロスよりすっきりしていて楽しめそうです。
ありがとうございました。

投稿日時 - 2019-05-05 05:50:33

ANo.2

興味あるご質問をありがとうございます。
以下のとおりお答えします。

>上記でshe thinks that's the way I'm supposed to smellを訳者の佐伯彰一氏は「ところが、女房のやつ、わしが酒くさいと、決めこんどる」と意訳しています。
>どうしてそういう訳になるのでしょうか?
⇒私は、そういう訳にはならないと思います。
すでにご指摘があるように、このsheは「女房」のことでなく、「子ども」のことを指していると思います。訳はこんな感じです。
《子どもは(まだ)赤ん坊だよ、頼むよ、この匂いだから赤ん坊がオレだと思ってくれるんじゃないか。》

>She'll give me a thrombosis that kid. を佐伯氏は「女房に言わせると、あんたのせいで、赤ん坊が血栓症になっちまう、と言う」と訳しています。この文章の構文となぜそういう訳になるのか解説お願いしたいです。
⇒長いこと悩みました。
Sheは誰なのか。a thrombosis that kidはどう考え、どう分析すればいいのか。この語句のあとMy wife, she wants me to ~と続くのはなぜか、どういうつながりになるのか…などです。

そこで、私の解釈はこうです。このSheは、訳者の見立てたとおり「女房」で、She'll give me a thrombosis that kid.を構造解析すると、SVOC(第5文型)と考えることができると思います。すなわち、こんな感じです。
S(she)+V(will give) +IO(me)+DO(that kid) +C(a thrombosis)
《女房のやつ、オレの子を血栓症にでもする気なんだよ。》

☆私はず~っと「酒」と「血栓症」を関連づけて考えていましたが、実は、そうではなくて《子どもに近寄らず、一緒に遊んだりせず、じっとさせておくことで「血栓症(=エコノミークラス症候群)にさせてしまう」ということを言っている》のだと思います。
☆give meのmeは「オレに」というより、「オレにとって、オレの害になるのに」といったニュアンスだと思います。間接目的の、この(利害の対象を示す)用法は他のヨーロッパ語ではかなり一般的で、これを「心性与格」と呼んでいます。
☆上で、構文をSVOC(第5文型)と分析しましたが、SVOO(第4文型)と考えることもできるかも知れません。すなわち、こうです。
S(she)+V(will give) +IO(me)+DO(a thrombosis・that kid)
《女房のやつ、血栓症の子にでもする気なんだよ。》
この場合、直接目的のa thrombosisとthat kidは、いわゆる「同格」と見なすことになります。ただし訳は上のように「血栓症の子ども」としていいと思います。
☆My wife, she wants me to come home early ~と続くのは、「(子どもを血栓症にしたくなかったら)もっと早く帰っておいで…」といった感じでしょう。そういうつながりになるのではないかと思いました。

以上、不十分ながらご回答まで。

投稿日時 - 2019-05-02 17:24:00

補足

回答ありがとうございます。
長いこと悩ませて申し訳ありません。
私は英文を正確に読む専門家ではありませんが、諸事情を総合的に考える能力はあると思っています。
このフィリップロスのさようならコランバスが出版されたのは1959年。小説に描写されている世界は1950年代後半かと思います。その時既にアメリカでは飛行機で移動するのが一般的になっていたのでしょうか?エコノミー症候群というのは一般の人が普通に飛行機で行き来する時代になってから一般的に認識された症状だと思います。私はむしろ、エコノミー症候群(深部静脈血栓症)よりも動脈血栓症で心筋梗塞や脳梗塞を引き起こす血栓症が成人病として恐れられていたのではないかと思います。赤ん坊と血栓症との結び付きは聞いたことがありませんし、実際にもそのような症例はないと思います。従って赤ん坊と血栓症を結び付けるのは不自然に思います。
成人病としての血栓症が引き起こす心筋梗塞などは昔から欧米では死因のトップだったと思いますし、この点には神経をとがらせていたと思います。

そして実は、現代医学では血栓の原因のトップはストレスとも言われており、ストレスを気にするアメリカ人がストレスが成人病の原因であると1950年代に信じ込んでいたと推測します。彼は仕事にストレスを抱えており(ストレスと言う単語は出て来ませんが)仕事が終わると、家に戻るまでにマルチニをひっかけずにはおれない。これが彼の唯一の楽しみでありストレス発散法なのだが、それに妻が文句をつける。早く帰って来て子供と遊べと要求する。バーには女の子もいて楽しい。女房の言うことを聞いて、毎日早く帰って子供の遊びの相手などさせられては、ストレスで血栓症になってしまうよ、と解釈したいですね。
はっきりと調べたわけではないのですが、当時エコノミー症候群が一般的な認識であったとは思えないのと、赤ん坊と血栓症はどうしても結び付かないのと、中年男の成人病と血栓症は容易に結び付くの3点でsheは赤ん坊で血栓症の被害者は喋っている本人の亭主だと思います。
とは言っても絶対的な確信はありません。

投稿日時 - 2019-05-02 21:41:37

ANo.1

(1)
The kid's a baby, for God's sake, she thinks that's the way I'm supposed to smell.
「あの子はまだ赤ん坊だというのに冗談じゃない。あの子からしてみれば、俺が酒くさいのはごく自然のことと捉えているだろうに。」

になると思います。ここで "she" は「赤ん坊」のことを言っており「女房」のことではないと思います。

(2)
She'll give me a thrombosis that kid.
「あの子の所為でいずれ俺は血栓症になっちまうだろう。」

この一文だけから判断すると、上のようになると思います。どうみても「赤ん坊が血栓症になっちまう」という解釈は成り立たないように思います。

投稿日時 - 2019-05-02 00:34:21

補足

回答ありがとうございます。
そう言えば、彼の子供は3才の女児でした。sheを女房ではなく子供だとすると全てが理解出来ます。翻訳者の翻訳を元に、あれやこれやと考えた時間が全く無駄でした。翻訳者は佐伯彰一氏で日本のアメリカ文学者、東京大学名誉教授、比較文学研究者、文芸評論家。 日本では相当の人物の様ですので、ツイ私も彼の翻訳は間違っているわけがないと無意識に信じていました。ところが、彼の翻訳した日本文自体が何回読み返しても理解出来ない部分が多々ありました。彼自身が著者の文の意味を理解せずにそのまま日本文に直しているからでしょう。
彼がこの二か所ともsheを女房としていますので、この英文との整合性を考えて四苦八苦しましたが分かりませんでした。
実は別の質問でも、私の理解と彼の理解が違うので、質問に出したのですが、彼の翻訳のいい加減さを考えると私の理解が正解の様です。回答者さんが二人とも翻訳者の理解が間違っていると指摘しています。
彼はヘミングウェイが好きらしく、ヘミングウェイの翻訳もしていますが、この分だと彼の翻訳は相当用心して読まないといけないなと思いました。
しかし、ここで回答する回答者さんたちは皆、真摯に正確に解釈される人が圧倒的に多いように見受けるのですが、プロの翻訳家が意訳どころか全くトンチンカンな翻訳をして本にまでしているというのはおかしなことですね。
トンチンカンな翻訳でも日本文しか読まない読者にはそれが分からないから、通ってしまうんですね。
この点に関して、cbm51901さんにコメントがあればお聞きしたいです。
なければ勿論結構です。
間違った翻訳を元にあれやこれやと考えて時間を空費したのが勿体ないです。

投稿日時 - 2019-05-02 05:25:28

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