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解決済みの質問

我が国は南樺太、千島列島のロシア領有を認めた?

思うところがあり、国際法に詳しい方におうかがいいたします。
ネットでは時折

日本が「在ロシア・ユジノサハリンスク総領事館」を置いているということは、日本政府が「南樺太をロシア領と事実上認めたことになる」

という意見を見かけます。

日本国は領事館設置により、ロシアによる南樺太の領有を事実上認めた

この解釈は、国際法的にはどのように受けとればいいのでしょうか?

ご意見、お待ちしております。

なお同じ質問をYahoo!知恵袋でも投稿しましたが、そちらの結果が思わしくないので、あえてOkWaveにて質問投稿させていただいたことをお断りしておきます。

投稿日時 - 2019-04-13 07:59:55

QNo.9606233

困ってます

質問者が選んだベストアンサー

国際法的に見て「日本国は領事館設置により、ロシアによる南樺太の領有を事実上認めた」という意見は成立しないように思えます。

「日本が認めた」という結論は、「日本が「在ロシア・ユジノサハリンスク総領事館」を置いている」という事実だけで判断すべきではなく、日本国の全ての対応や行動によって判断されることになるからです。

おそらく「日本国は領事館設置により、ロシアによる南樺太の領有を事実上認めた」という主張は、それを日本国による「明示的な承認」あるいは「黙示的な承認」と推測・解釈しているのでしょう。
つまり「日本国による承認の有無」が論点となります。
確かに「南樺太への日本の対応がそれだけで他は皆無」であるならばそのような推測・解釈も可能かもしれませんが、現実として日本政府は別の公式見解を明らかにしています。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/hoppo/topic.html


1.
ここでは日本政府の見解として「南樺太及び千島列島の最終的な帰属は未定であるというのが従来からの日本の一貫した立場です」と指摘されています。
つまり「最終的な帰属は未定である」との前提で「日本国による南樺太の領事館設置」が行われているのです。

2.
上記URLには「帰属未定である南樺太に、なぜ日本の総領事館があるのですか」というQ&Aがあります。
ここで「施政権」という言葉に注意してください。「施政権」は「領土権」とは区別されます。

「施政権」は「実効的支配」「継続的に現実の支配を及ぼして(いる)」ということです。
この違いは「租借地」で説明すると分かりやすくなります。
例えばA国が地域XをB国に「租借」した場合、B国は地域Xの「施政権」を得ることになります。しかし地域Xの「領土権」はA国にそのまま残ります。

上記URLの日本国の公式見解によると、「日本国による南樺太の領事館設置」は「施政権」を前提としたものであり「領土権」を認めるものではありません(南樺太はSF平和条約によって放棄され既に日本国の領土ではない)。

1.2.によって、
「日本国による南樺太の領事館設置」が何らかの「領土の承認」という推測・解釈は成り立ちません。
政府の公式見解で否定されている考えだからです。

日本国の行動の一部分だけを見て推測するのではなく、日本国の行動全体を見て判断すべきです。

投稿日時 - 2019-04-20 01:08:32

補足

付け加えると

ロシア側も自身の見解はとまかく、日本国政府の公式見解がそのようなものであることは当然承知していますし

その上でユジノサハリンスクに領事館を設置することを承認しています。

こんなこと、わざわざ言うまでもないはずのことなんですけどね。

投稿日時 - 2019-04-20 06:52:35

お礼

ご回答いただき、ありがとうございます。

また、登録日:2019/04/20ということから、おそらく本質問に回答いたたくため、わざわざOkWaveにご参加いただいたように感じられました
 
重ねてありがとうございます。

ファンユーザーに登録させていただきました(笑)。

さて、私は過去に他のQ&Aサイトでこのような批判を受けたことがあります。
(URL省略)

>かつて、知恵袋で私が「日本はユジノサハリンスクに領事館を置く事で、ロシアの領有権を認めた」といったら、上記の政府見解を根拠に「それは違う」と仰った人がいました。
たぶん、「誰も文句をつけていない」状況と認める=領有権を認めるのと同じ、という基本常識を知らない人だったのだろう、と思っています。

そもそも、領土って、全部が全部「国際条約で明確にされる」ものではありません。日本の場合は敗戦があったので、サンフランシスコ講和条約で(千島の定義とか細かい話を別にすれば)国際条約で決まっただけで…

→「それは違う」と発言した人は私であり(苦笑)

>「誰も文句をつけていない」状況と認める=領有権を認めるのと同じ、という基本常識を知らない人

→とまで言われてしまいました。

本当にそうなんですか?

そのような思いから、このような質問をたてたというのが本当のところです。

投稿日時 - 2019-04-20 06:47:37

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回答(12)

ANo.11

No10にて、
付け加えるのを忘れた事が有り追加します。

・・・・・・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
…条約締結に際して日本は、
「南千島」は放棄の条件である「戦争で手に入れた」ものではなく、
「固有の領土」であるという認識から放棄の条件に一致しないとして反対したものの、
最終的に敗戦国という立場から戦勝国である連合国側の要求に従い、日本が「南千島」と認識して固有の領有権を主張する国後択捉2島も放棄したというのが実態ですが、

…要求に従い放棄したとはいえ、
「国後択捉」2島は戦争で取得したものではなく戦争以前から日本の保有領土であり、
「歯舞色丹」2島は「北海道である」という主張は変わらず、放棄したとの認識も有りません。
…その点は当初から現在まで一貫して主張を続けています。
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・・・・・・

…以上が付け加えたかった事なんですが、

そこに「千島列島」と「北方4島」という2通りの表現と認識のズレがあり、
更に「条約締結」に参加してないロシアの「戦争による結果」とする主張が加わることで、

そのような諸々が、サハリン領事館の件が北方4島にまで影響するという、認識の混同に繋がっているのかなと感じます。

あくまでも「北千島以北」が国際法的にも現状認識は一致すると考えられるのであって、

「帰属」に関しては国際法的にも「現在は未定」という認識のままであり、

「北方4島は固有の領土」という日本の認識が変わるものでもなく、

領事館の所在は日本が放棄した樺太であり、
日本が領有権を主張する北方4島ではないことから、
その区別は国際法的にも「北千島以北」と「北方4島」で認識も分けられるものであり、
北方4島に関してまで「日本が認めた」ということにはなりえないだろうと言えます。

投稿日時 - 2019-04-19 06:21:51

ANo.10

No5、6、

少し調べてみましたが、やはり「帰属未定」という解釈では一致するかと思います。

ただ、これは「北千島以北」に関して一致するということです。

日本の認識としては「北千島以北」を千島列島と解釈していて、
あくまでも日本は条約に従って「北千島以北」の領有権を放棄したのであって、
条約締結に参加してないロシアの領有権を認めるものでもないことから、
領有権が決定してないという意味での「帰属未定」というのが、条約国としての結論になるかと思います。

その上で「北千島以北」には対立が存在せず、実質的な支配をソ連時代からロシアが継続することで、
日本が認めるまでもなく、「北千島以北」についてのみ国際法的にロシアの領有権が成立するのではないでしょうか。

しかし何度も繰り返してますが、これは日本が放棄した「北千島以北」の事であり、
日本が固有の領土として主張する「南千島」を含まないというのが日本の認識です。
あくまでも日本が放棄した「北千島以北」に限られることになります。

条約には放棄する領土に関して「戦争の結果として手に入れた」という条件があり、
その条件が「北方4島は固有の領土」という日本の主張と一致してないのが現状です。

日本としては、あくまでも条約の条件に従い「北千島以北」について放棄した以上、
領有権の無い樺太については抗議もしてないというだけであり、結果的に黙認する形になりますが「認めた」という事でもありません。

「固有の領土である南千島」については、不法に占領されてるという主張が変わるものではないという事になります。

投稿日時 - 2019-04-19 04:46:33

ANo.9

>択捉島より北はロシア領としていることからしても現実と政治で判断している様です。

→これは国際法上、認められたことなのでしょうか?

だとすれば南樺太や北千島を「帰属未定」とする日本国政府の公式見解は的はずれということになりますけど?

→ 前の回答で現実と政治で判断と書いたのは、アメリカ政府の見解についてで、日本政府の公式見解が的外れかと言うとアメリカ政府とは違うと言うだけです。国際問題は、国連憲章に反するような侵略戦争や他国の武力での侵略がない限りは二国間の問題として扱われます。これがアメリカ国務省の地図ですが、北方4島はロシアが占拠して日本がクレームをつけている地域とされていますが、残りの千島列島、樺太はちょっとみにくいですがロシア領としています。https://www.state.gov/p/eap/ci/ja/index.htm
同じサイトで今度はロシアを見ると、北方4島に関しては何の記載もありません。ここを政治的な判断と書きました。
正直、南樺太に関しての日本政府の見解に賛同する国は無いか、少ない。それ以上に利害を持ってクレームしようと言う国はないでしょう。だからと言って、日本が戦後からの見解をあえて変える必要も無いと思います。
それが最初の方に書いたように、外交にはあえて白黒つけなくて良いところが多々あると言う事でもあります。

投稿日時 - 2019-04-18 10:10:43

ANo.8

#2のコメントでの質問を取り違えた様です。

→仮に「北方領土」問題を国際司法裁判所で決着させようという話になったとき

この「領事館を設置した」ことはどのように判断されるのでしょうか?

北方領土に対する影響についての質問ですね?
南樺太と北方領土(北方4島)は切り離して考えられます。日本の立場はやはり外務省のサイトを見るのがわかりやすいです。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/hoppo/index.html
日本は、南樺太も千島列島も戦後放棄したのですが、北方4島は千島列島には含まれず、また歴史的にも戦前の領土拡大に乗って占領支配した地でも無く、放棄する対象では無いとしています。また北方4島に関しては領有権の主張も継続的にしてきています。ロシアが国際司法裁判所への共同付託に合意するはずもないですが、もし国際司法の判断を仰ぐことになれば、判断は微妙と思います。ちなみにソ連に千島列島を与えることは終戦前のヤルタ密約で当時のルーズベルト米大統領がソ連のスターリンに約束しています。そう言う混乱期に極東の果ての北方領土が日本固有の領土で千島列島に含まれないと言う様な精査をしたとも想像しにくいです。しかしその後ソ連が他にもヤルタ協定の違反を犯し、アメリカはこの密約をその後無効とし、ソ連には千島列島を与えない事にしましたが、一方でソ連軍は終戦直後にカムチャツカ半島から千島列島を南下し、最終的には北海道まで侵略する事を狙っていたと言います。
この事をどうとらえるかですが、南北朝鮮や南北ベトナムでその後起こった事を考えれば、国際司法が出る以前の話で、その後国連憲章で武力による侵略戦争を禁じる以前の出来事と言う事になるでしょう。ちなみにアメリカ禁じた国務省の発行している地図では北方4島は日露の領土紛争地域となっていて、どちらの立場も取っていませんが、地政学的な重要性から、日本がかつて2島返還でソ連と妥協しようとしたときにアメリカが日本に4島にこだわる様激しく要求したことは有名です。択捉島より北はロシア領としていることからしても現実と政治で判断している様です。
過去に北方領土の経緯に関わった国々はどれ一つとして国際法に準じて公正だったわけでは無く、利益を要求する当事者だし、国連憲章ができる前の経緯ですから、万が一国際司法裁判所で争っても、どの時点のどの事実を重んじるかで判断は別れそうです。
樺太に関しては戦後アメリカもソ連が支配することは認めているので、北方領土とは話の筋が異なり、国際的な判断には影響を与えないでしょう。

投稿日時 - 2019-04-15 19:19:54

お礼

ありがとうございます。

単純にうかがいたいのですけど

>択捉島より北はロシア領としていることからしても現実と政治で判断している様です。

→これは国際法上、認められたことなのでしょうか?

だとすれば南樺太や北千島を「帰属未定」とする日本国政府の公式見解は的はずれということになりますけど?

https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/hoppo/topic.html

>1. 南樺太(=北緯50度以南)及び千島列島(=ウルップ島以北の島々)については、その領域主権を有していた日本は、1951年のサンフランシスコ平和条約(注)(第2条(c))により、すべての権利、権原及び請求権を放棄しました。サンフランシスコ平和条約上、南樺太及び千島列島の最終的な帰属は将来の国際的解決手段に委ねられることとなっており、それまでは、南樺太及び千島列島の最終的な帰属は未定であるというのが従来からの日本の一貫した立場です。

(注)ソ連・ロシアは締約国ではない。

2. この立場を踏まえ、南樺太及び千島列島は日本国内で発行されている地図上、通常は日本でもロシアでもない以下のような表記がなされています。

(1)樺太上の北緯50度線、(2)北海道(宗谷岬)と樺太の間、(3)カムチャッカ半島と千島列島のシュムシュ島の間、(4)日本固有の領土(択捉島)と千島列島のウルップ島の間、の4ヵ所に線(国境線とは異なる)が引かれている。
白抜き等、我が国及びロシアのいずれの色とも異なる色になっている。

→まあYahoo!知恵袋あたりには、ここから1の文を意図的にトリミングして、いわば印象操作的な発言をする投稿者さんもいたりしますけど(笑)

どうなんでしょうね?

投稿日時 - 2019-04-18 07:49:29

ANo.7

#2です。

→仮に「北方領土」問題を国際司法裁判所で決着させようという話になったとき
この「領事館を設置した」ことはどのように判断されるのでしょうか?

外務省のサイトにも書かれているように、日本は条約によって南樺太の領有権を放棄した立場であって、ロシアの領有を認めなかったとしても、どこかの国の領有の正統性を唱える立場にはありません。その意味ではそもそも日本がこの件で国際司法裁判所に提訴する根拠すら無いのですが、仮にしたとして、ロシアは他国に国際司法裁判所に提訴されてもその訴えを受諾する手続きに合意していません(中国、韓国も同様)。すると日露で共同付託する道しかないのですが、北方4島が返ってくるよりもありえない話。そのまさかが全部クリアされて、国際司法裁判所で審理されたとしてもロシアの領有が認められると思います。領土問題は、国際的に公平な立場で判断するのではなく、あくまでも2国間の問題として審理されます。その時に歴史的な経緯も当然参考にされるのですが、判例的には実効支配の期間とその間に異議をとなえる国がそのことにどう言う行動を示してきたかが重要な判決の要因になるそうです。南樺太はもう70年以上もソ連・ロシアが実効支配していて、日本はそのことに関してクレームをつけ続けてきた訳ではありません。領事館以前に日本が歴史的な背景を説明したところで、それが有利に働くとは思えず、ましてや領事官が置かれているとなればなおさらです。

→既に占領、実効支配から長い年月が経過し、「時効」によりロシアの領有は国際法上も成立したと見られなくもなさそうですね。

その通りです。因みに、韓国との竹島問題ですが、歴史的な経緯からしても韓国に占領された経緯からも日本の主張が正当に見えます。しかしながら実効支配の期間を考えると、実は韓国に有利と言う日本の識者も多くいます。それに対して日本はことあるたびに政府がクレームを付け続けると言う行動を取ってきています。でも日本政府の「極めて遺憾」「断じて容認できない」と言う言葉によるクレームがどれだけ有効なのかわかりません。何れにしても韓国は日本が提訴してもそれを受託する義務はなく過去3回拒絶しています。

投稿日時 - 2019-04-15 14:39:54

お礼

ありがとうございます。

いや、もしも「時効」などにより、実際にはロシアの「南樺太、北千島」の領有権が国際法上既に確立しているにもかかわらず
(つまり、日本側もロシアの実効支配に対して異議をとなえていないと見なされるわけですから)

https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/hoppo/topic.html

>1. 南樺太(=北緯50度以南)及び千島列島(=ウルップ島以北の島々)については、その領域主権を有していた日本は、1951年のサンフランシスコ平和条約(注)(第2条(c))により、すべての権利、権原及び請求権を放棄しました。サンフランシスコ平和条約上、南樺太及び千島列島の最終的な帰属は将来の国際的解決手段に委ねられることとなっており、それまでは、南樺太及び千島列島の最終的な帰属は未定であるというのが従来からの日本の一貫した立場です。

(注)ソ連・ロシアは締約国ではない。

2. この立場を踏まえ、南樺太及び千島列島は日本国内で発行されている地図上、通常は日本でもロシアでもない以下のような表記がなされています。

(1)樺太上の北緯50度線、(2)北海道(宗谷岬)と樺太の間、(3)カムチャッカ半島と千島列島のシュムシュ島の間、(4)日本固有の領土(択捉島)と千島列島のウルップ島の間、の4ヵ所に線(国境線とは異なる)が引かれている。
白抜き等、我が国及びロシアのいずれの色とも異なる色になっている。

→こうした日本側の公式見解に対して(それが「北方領土問題」に直接関係なくとも)、国際司法裁判所がどのような判断をくだすかは気になるところです。

投稿日時 - 2019-04-18 08:00:44

ANo.6

No5補足
少々食い違いが有ったかもしれないので、再回答します。

質問の情報にある樺太については、
…日本も領有権を放棄してます。
樺太に関する認識だけなら、日露双方で一致すると思います。

質問の主題にある千島に関して、
…国際的な認識が一致してないのです。

敗戦時の条約締結に曖昧な点が残っています。

千島の認識について、
千島列島、北千島、南千島、北方四島、歯舞色丹2島、
…という幾つかの認識が重複してます。

当初は千島列島全域の放棄を求められたようですが、
当時の日本は、千島を日本の領土として反対したのですが認められなかったようで、結果的に「北千島」まで放棄させられたという認識があります。
現在のところ、この「北千島」までは日本も領有権を主張せずに、日露の主張も一致してます。

日本としては「南千島」は日本の領土であり「歯舞色丹」は北海道だと主張したようです。
それが現在の「北方四島」を固有の領土とする根拠だろうと思います。

国際的には国後択捉2島は南千島として認識も一致してるのですが、
領有権についてソ連当時から日露の主張が対立したままです。

・歯舞色丹2島が国際的な認識も曖昧なままで、
・日本は北海道であるという認識を捨てておらず、その主張が現在も継続してます。
・ロシアは戦争の結果として領有権を主張してます。

確かに「実質的支配」はソ連時代からロシアが継続してるのですが、

領有権の主張が当時から食い違ったまま継続しているので、
その点において国際的な認識も曖昧なままであり、現時点での結論には至らないというのが実態でしょう。

…主張の対立が継続してる以上、「時効」という認識も生まれないという事になるかと思います。

投稿日時 - 2019-04-15 14:32:26

お礼

ありがとうございます。

>主張の対立が継続してる以上、「時効」という認識も生まれないという事になるかと思います。

→実は私自身はそのように考えているのですけど

皆様のご意見をうかがった上で再確認したいと思いました。

なお、言うまでもないことですけど

ロシア側は、こうした日本側の「南樺太、北千島は国際法上は帰属未定」という公式見解を知っており

その上でユジノサハリンスクに領事館を設置することを認めています。

投稿日時 - 2019-04-18 22:32:03

ANo.5

国際法的には未解決でなかったかな。

未解決の部分を残したまま国交関係を結んでます。

記憶は曖昧なんですが、
たしか50年以上領有権を主張する対立がなければ、実質的に支配して施政権を行使してる国の領有権が認められるようです。

日本は中国、朝鮮、ロシアと、
領有権に関する主張の対立が継続してます。

投稿日時 - 2019-04-13 13:53:32

お礼

ご回答いただき、ありがとうございます。

>国際法的には未解決でなかったかな。

→私もそのように認識しているんですけど(苦笑)、ユジノサハリンスク領事館が設置されたことで

日本はロシアのサハリン(南樺太含む)の領有を事実上認めた

と強く主張し、挙げ句にこちらのことを非常識呼ばわりするような方もいらっしゃるので

再確認の意味も含めて質問投稿させていただきました。

なお日本国政府がロシアの「南樺太」領有を「事実上」認めたというのが、単なる言葉遊びでないというのなら

我が国とロシアとの間で、少なくとも「南樺太」については領土問題は存在せず、ロシアはサハリン全土の正統な領有権を手に入れたということになる「はず」ですね。

既に「時効」が成立するには十分なほど

ロシアの南樺太に対する実効支配は時を経ています。

投稿日時 - 2019-04-15 12:35:00

ANo.4

武力で他国の領土を奪い取ることが許されていたのは そんなに遠い昔のことではない。現在でも一部では進行している。さらに先進国でも 独立したいという地域があると武力で押さえつけることもアリマス(イギリス アイルランド紛争
ロシア など)
第二次世界大戦の終了間近に対日参戦したソビエトは 日本が降伏をしたあとも攻撃を続け9月上旬までに北海道も奪い取ろうとしていました。
9月4日まで 侵攻を止めなかった。この結果、ソ連は最終目標である北海道こそ占領できなかったが、千島列島と南樺太および歯舞諸島、色丹島の占領を成功させた。
国際法上は 降伏した後に侵攻しているので アメリカなども抗議していたようです。
結局 まだまだ武力で奪い取ることができてしまっている状況が続いているということですね。

イスラエルもいまだに じわじわと侵攻しているようです。

投稿日時 - 2019-04-13 12:14:44

お礼

ご回答いただき、ありがとうございます。

>国際法上は 降伏した後に侵攻しているので アメリカなども抗議していたようです。

→いえ、ソ連の千島列島占領を援助したのは他ならないアメリカであると認識しています。

https://webronza.asahi.com/politics/articles/2018121100006.html

>ヤルタ会談では、他にも重要な密約があった。アメリカはソ連の対日参戦を決意させるために、ソ連に特別の軍事支援をすることも約束し、実行に移していたのだ。

 具体的には、1945年8月14日に日本が連合国のポツダム宣言を受諾した後、ソ連軍は8月28日から9月5日にわたって北方4島を軍事占領したが、そのソ連の上陸占領作戦に、アメリカからの貸与艦船11隻が投入され、ソ連を軍事支援していた。「プロジェクト・フラ」と呼ばれる米ソの極秘作戦である。

投稿日時 - 2019-04-15 12:41:12

ANo.3

51年のサンフランシスコ講和条約で、日本は千島列島(クリル諸島)と南樺太の領土を放棄しました。法的にはそれだけのことです。結果的にソ連領土になりましたが、日本が法的に「ソ連の領有」を認めたわけではありません。ちなみに放棄したクリル諸島に北方四島は含まれていません。絵に描いたようなソ連の不法占領です。その状態が今に続いているだけです。

投稿日時 - 2019-04-13 11:10:13

お礼

ご回答いただき、ありがとうございます。

>結果的にソ連領土になりましたが、日本が法的に「ソ連の領有」を認めたわけではありません。

→これに対して

ユジノサハリンスクに領事館を設置するというのは日本国政府としても「事実上」ロシアのサハリン全土の領有を認めたことになる

という主張がありましたので 

領事館を設置する=領有権を認める

この等式が成り立つかどうかを再確認したいと思いました。

なお「情緒的なイメージ」でそのような主張をする方もネットではいらっしゃいますけど

日本国政府が法的にどのような立場をとっているのかはハッキリさせないと

無用の誤解をばらまくことになると考えます。

投稿日時 - 2019-04-15 12:46:22

ANo.2

ここを見れば概要がわかります。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/hoppo/topic.html

明治時代樺太はロシアとの間で領有権が曖昧で衝突が頻発していました。そこで千島樺太交換条約を結び一旦樺太の領有権を放棄し代わりに千島列島全島を日本の帰属にしました。

その後日露戦争で勝利し、ポーツマス条約により南樺太を日本の領有としました。

第二次大戦後のサンフランシスコ平和条約で、日本が戦前に占領した領土を放棄することが合意されました。結果千島列島、南樺太、朝鮮半島、台湾などの領有権を放棄しました。台湾は中華民国が、朝鮮半島は韓国、北朝鮮が支配することで国際的に合意されたのですが、ソ連はサンフランシスコ平和条約に参加・調印しなかったため、南樺太と千島列島は国際的に正式にソ連の領有と認める手続きがあったわけではなくその意味では帰属未定と言う主張も成り立ちます。私が子供の頃の日本地図では日本の国境線が樺太と宗谷岬の間、択捉島の北西沖に引かれているとともに、樺太の北緯50度ラインとカムチャツカ半島の南端沖にも引かれていました。
つまり南樺太(と択捉島以北の千島列島)はロシアの領土では無く、日本の領土でも無い帰属未定の地というのが日本の国際法上の解釈と立場です。
それなのに日露の正式な外交施設である領事館を南樺太に置くと言うのは、事実上日本が南樺太の帰属をロシアと認めていると解釈されるのは当然と思います。これが国際司法裁判所で判断されることは無いと思いますが、仮にあったとしても、実効支配が長きにわたって他国が異議を唱えていない、南樺太(と千島列島)がロシアの領土と認められるのは間違いないでしょう。ただ外交では曖昧なままにしておいた方が都合が良いことが多々あります。
北方4島は、日本の固有の領土で、戦前一度も他国に支配されたことがなく、サンフランシスコ平和条約で放棄した領土には入らないと言うのが日本の立場。つまりロシアによる不当な侵略。
この論拠を強化するために、まずは千島列島、南樺太ですら帰属未定と言う立場を取っておいた方が有利と言うことかと思います。

投稿日時 - 2019-04-13 09:28:52

お礼

ご回答いただき、ありがとうございます。

>それなのに日露の正式な外交施設である領事館を南樺太に置くと言うのは、事実上日本が南樺太の帰属をロシアと認めていると解釈されるのは当然と思います。

→仮に「北方領土」問題を国際司法裁判所で決着させようという話になったとき

この「領事館を設置した」ことはどのように判断されるのでしょうか?

>仮にあったとしても、実効支配が長きにわたって他国が異議を唱えていない、南樺太(と千島列島)がロシアの領土と認められるのは間違いないでしょう。

→既に占領、実効支配から長い年月が経過し、「時効」によりロシアの領有は国際法上も成立したと見られなくもなさそうですね。

投稿日時 - 2019-04-15 12:52:02

ANo.1

サンフランシスコ平和条約において「日本国は,千島列島 (the Kurile Islands) 並びに日本国が千九百五年九月五日のポーツマス条約の結果として主権を獲得した樺太の一部及びこれに近接する諸島に対するすべての権利, 権原及び請求権を放棄する」こととなっています

しかし、南樺太をロシア領と認めるなどとは明記されていませんし、当事国であるはずのロシア(ソビエト連邦)は平和条約に調印していません

なので、国際法上は放棄したのちに、どこの国が主権を獲得するかなども書かれていないため、二国間で話し合う道しかないのが現状です

ただ、『事実上』という言葉をどのように推測・考察するのか?と国際法上では?という内容が、質問文に混在されており、且つ、ご質問は「国際法的にはどのように受けとればいいのでしょうか?」なので、上記の答えの範疇を抜け出せないと思います

投稿日時 - 2019-04-13 09:12:20

お礼

ご回答いただき、ありがとうございます。

>ただ、『事実上』という言葉をどのように推測・考察するのか?

→個人的にいうなら

この「事実上」という言い方は情緒的なイメージが先行した、その実は内容のないものだと思っています。

国際法という話に限定するなら

事実上もへったくれもありません。
 
日本国がロシアの領有を認めたか、認めていないのか

その二択だけです。

ユジノサハリンスクに領事館を設置することがロシアの「南樺太」領有を「事実上」認めたというなら

ロシアの同地域における領有権は国際法上、成立したことになると言われても仕方ないと思います。

投稿日時 - 2019-04-15 12:57:24

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