こんにちはゲストさん。会員登録(無料)して質問・回答してみよう!

解決済みの質問

荀子を読み解くコツ

荀子を読んでます。
難しくて、理解出来ず、覚えられません。
読み解くコツなどありますか?
読んだことあるかた。
アドバイスお願いします。

投稿日時 - 2016-11-16 19:45:15

QNo.9256501

すぐに回答ほしいです

質問者が選んだベストアンサー

コツと言いますか、ある種、自分の良いように理解するのが、
もっとも楽かと思います。荀子によらず、歴史上の思想家を読み解く上では、
・人物像
・学問的背景(儒教が孔子の時代から荀子の頃にかけてどういう状況にあったか)
・歴史的背景(どういった世相だったのか)
・競合(性善説と性悪説で何を対峙して論じていたか)
このあたりを理解することで、言いたいことが
もう少しわかりやすくなるのではないかと思っています。

それで、ここから先は個人的な荀子感ですので参考程度にしていただきたいのですが、

◆まず荀子の人物としての位置づけ
現代の法治国家につながる「法家」の思想を生んだ韓非子、
その師匠にあたる人が荀子で、これは有名かと思いますが、
荀子は学問的な進化を求めるにあたり、師弟関係・礼節の重要性や、
自己精進・努力を重んじた人でした。

これを知る上で、残した書物で有名な言葉としては
「青は藍より出でて(取りて)、藍より青し。氷は水これをなして、水より寒し」
ですが、これの示すところは
「師匠のもとで学び、努力すれば、師匠を超えて立派になる」
と師弟関係の中で学ぶことの重要性、また自己精進の重要性を言っています。

これは結果として知識が人の枠を越えて、
学問がより進化・体系化されることを望んでいたのだと思います。

おそらく、性格として真面目、そして自己精進の人であり、
また人に教える・伝えることに長けた人だったと思います。

◆「性悪説」の本質
当時は儒教が「性善説」と「性悪説」に分かれるという
非常に面白い時期でしたが、荀子はご存知のとおり「性悪説」で
論考していきました。

現代に通じる概念として理解するうえで大事なことの1つに、
悪は言葉通りの「悪人」の悪ではなく、
人の心の悪い部分、「弱さ」の意味での悪だということです。
人の心は弱いから、
いろいろと規律を重んじて、
礼儀をもって人に接し、
自らをより高めていく、
ということを説いています。

この考えは結果として、その後の法家の思想や
秦が法治国家として機能を持ったことなどにも繋がりますが、
一方で、「師弟関係が絶対である」とか「礼儀が絶対」とか「学問は何よりも崇高」
という極端であったり、世間ズレした思想を生むことにもなり、
秦の始皇帝が焚書坑儒をする、という自体にもなるわけです。

超訳現代語訳としてとらえると、
規律重視の学者・公務員的であり、また師弟関係という枠組みの中での
情報シェアが大事で、意識高い系です、といったイメージではどうでしょうか。
結果として、行き過ぎたインスパイア系思想を生み出し、大炎上といったところでしょうか。

ある種、人の内面的な弱さを、とてもピュアに綴ったのが
荀子とも言えますが、しかしそのピュアな内容は、
難解であり、様々な解釈を生んだ、とも言えます。
読みにくさとは、まさにそういった部分のことだとも思います。


すみません、何か、アドバイスになっていないかもしれませんが、
ご参考になればと。

投稿日時 - 2017-01-11 19:54:30

ANo.1

このQ&Aは役に立ちましたか?

0人が「このQ&Aが役に立った」と投票しています

-広告-
-広告-

回答(1)

-広告-
-広告-

あなたにオススメの質問

-広告-
-広告-