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解決済みの質問

福島は20年後も人が戻れない?広島と長崎は…?

福島の原発事故で避難指示区域の内、20年後も放射線被曝線量が基準値以上残留すると予測される地域があるとかで、約7千人が20年後も元の居住地に戻ることができない、と政府が発表しましたが、どうしても不思議なことあります。
先の大戦で原爆を落とされた広島と長崎、落とされて20年もくそもなく、復興すべく人々が活動していたのでしょう?
それとも、広島や長崎でも、10年や20年も立ち入り禁止にされた区域があったのですか?
そんなことをすると、あの規模の被曝でしたら、その区域の範囲はものすごく広範囲になってしまうのではないのではないでしょうか?
あの時の広島や長崎に比べれば、このたびの福島なんぞ、屁みたいな被曝規模ではありませんか?
どうして福島は、20年も警戒区域・避難指示区域として立ち入り禁止にするのですか?
どうも理解できないので、教えてください。

投稿日時 - 2012-06-10 11:12:20

QNo.7524944

困ってます

質問者が選んだベストアンサー

まず、被爆と汚染はです。被爆というのは、放射能を浴びることです。まあ、誰でも被爆は常にしていますが、その量が尋常ではない時に、放射能被爆となります。汚染は、場所が汚れるということ。被爆とは違って、近寄らなければ影響はありません。

まず、広島の原爆投下で落とされたウラン型原爆(リトルボーイ)に登載された濃縮核は、約50kgです。
そのうち、1/50が臨海から爆縮しそれ以外は、飛び散っただけで終わりました。
この原爆による死者数は推計で約11万人ですが、後遺症(原爆症)などで最終的に死亡したのは、20万人ほどです。

この時の放射性物質は大半が黒い雨として、大半が短時間で降下しています。その降下物がいわゆる死の灰であり、これを直接または間接的に口に入れた者の多くは、後に白血病や、癌になるケースがあったとされています。
また、同時期に出産したものの死産した者も多く、これらの献体の一部は米国に資料や献体として提供されていたことが最近判明しています。
また、その時の放射性セシウムの一部は、今の広島でも地域によっては、体に影響がない程度に、検出されています。これは、兵器として直接被害を受けたが為の結果と、後の汚染を知らずに戻った者が、辿った最悪の結果でもあります。帰らなければ救われた人もいたでしょうが、帰らなければ今の長崎や広島はなかったかもしれません。

長崎は、ファットマンと呼ばれるプルトニウム型の原爆で、やはり同じような状況でした。違いがあるとすれば、長崎は坂が多く、平地が少ないというところでしょう。

基本的には、どちらもマンハッタン計画において作られた新型兵器です。
この時は、まだどれだけの被害が人体や生態にあるかは、本当のところでは分からなかったと言われています。実際に、評価が出たのは、その後GHQが現地に入ってからです。そこで、悲惨な被爆状況と、ケロイド、後の長期にわたる原爆症の苦しみが分かったのです。
これは、マンハッタン計画で、実験用原爆を爆破させ、そこに突入した兵士にも同じような症状が、後に出たことが分かっています。即ち、その程度の知識しか人類には無かった中で、恐れもせずに住めたというのが正しい解釈です。

だから、人が住むこともできましたし、人々は戦後の復興の中でそこで生きるしかなかったのです。情報もほとんどありませんでしたから。

尚、この時の原爆と福島原発の放射能漏れでは、比にならないほどの放射性物質が漏れています。
核兵器で飛び散ったのは、推定50kg(49kg)です。福島第一原発には、数百本単位の燃料棒があり、1原子炉で核燃料は濃縮ウランベースでトン単位があったとされます。
その中の一部または全てが、漏出したと仮定した場合、爆発で飛び出した放射性物質は、凄まじい量になります。しかも、まだ一部の設備は、雨ざらしで完全密閉が完了していませんので、漏れていると見ることもできます。終息したとはしていますけどね。


この状況で安全宣言しても、人が住むには苦しいと思われます。漏れた量は確かではないですが、推定では原爆の比ではない(数十~数百個分)ですからね。
そもそも、あの頃とは違って、誰もが何ともいえない恐怖を放射性物質には持っているというのも、大きな違いです。

投稿日時 - 2012-06-10 11:56:00

お礼

なるほど、そうなのか。ありがとうございました。

投稿日時 - 2012-06-10 16:10:49

ANo.2

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回答(5)

ANo.5

>あの時の広島や長崎に比べれば、このたびの福島
>なんぞ、屁みたいな被曝規模ではありませんか?

セシウム137(半減期30年)…広島原爆169個分
ストロンチウム90(半減期28年)…広島原爆2.4個分
ヨウ素131(半減期8日)…広島原爆2.5個分

広島・長崎は原爆の爆風・熱線による火災で焼死が
多数で、残留放射線も急速に減りました。

【福島第一原発の放出セシウム137は広島原爆168個分 
ストロンチウム90は2.4個分…政府試算値】
(東京新聞 2011年8月25日)
政府が、東京電力福島第一原発の1~3号機事故と、
一九四五年の広島への原爆投下で、それぞれ大気中
に飛散した放射性物質の核種ごとの試算値をまとめ、
衆院科学技術・イノベーション推進特別委員会に提出
していたことが分かった。半減期が約三十年と長く、
食品や土壌への深刻な汚染を引き起こすセシウム137
の放出量を単純比較すると、福島第一原発からの放出量
は広島原爆一六八・五個分に相当する。
福島第一原発事故は今年六月の国際原子力機関(IAEA)
閣僚会議に対する日本政府報告書、
広島原爆については「原子放射線の影響に関する国連科学
委員会二〇〇〇年報告」を基に試算されている。
セシウム137の放出量は、福島第一原発1~3号機が
一万五〇〇〇テラベクレル(テラは一兆)、広島原爆が
八九テラベクレル。このほかの主な核種では、福島事故で
大量に飛散したヨウ素131(半減期約八日)は、福島が
一六万テラベクレル、広島が六万三〇〇〇テラベクレルで、
福島は広島原爆約二・五個分。半減期が約二十八年と長く、
内部被ばくの原因となるストロンチウム90が、福島が
一四〇テラベクレル、広島が五八テラベクレルで、広島原爆
約二・四個分となる。
ただ、政府は特別委に対し、福島事故と広島原爆との比較
自体には「原子爆弾は爆風、熱線、中性子線を放出し、大量
の殺傷、破壊に至らしめるもの。放射性物質の放出量で単純
に比較することは合理的ではない」 と否定的な考えを示して
いる。
試算値は川内博史衆院科学技術・イノベーション推進特別
委員長が八月九日の同委員会で「広島型原爆の何発分かを
政府として正確に出してほしい」と要求していた。


広島平和記念資料館 質問箱
【広島や長崎には今でも放射能が残っているの?】
「初期放射線」は原子爆弾が爆発したときに出ました。
これが人の体に大きな被害をもたらしたのです。特に、
爆心地から1キロメートル以内で直接放射線を受けた
人は、ほとんど亡くなりました。
そのあとに「残留放射線」が出ました。放出された
「残留放射線」のすべての量を100とすると、爆発後
24時間で、約80パーセントが出されました。例えば、
爆心地に立っている人が残留放射線を受ける量は、
爆発直後とくらべると、その24時間後には千分の一
になり、一週間後には百万分の一になったという研究
報告があります。残留放射線は急速に少なくなって
いったのです。
http://www.pcf.city.hiroshima.jp/kids/KPSH_J/shitsumon/shitsumon12.html


厚労省
【原爆放射線について】
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/genbaku09/15e.html

投稿日時 - 2012-06-10 15:41:00

お礼

なるほど、そうでしたか。ありがとうございました。

投稿日時 - 2012-06-10 16:15:29

今回の政府の試算は「除染活動を加味しない」試算だそうです。

除染活動は効果があると考えているから、国民の血税を投入して除染活動を実施している訳ですが、一方の試算では、除染の効果をゼロと仮定するという。政府はまったく一貫性がありません。

このような一貫性の欠如などの問題を批評し、国民的な議論をさせるのがメスメディアに期待される役割の一つですが、日本のマスゴミは科学的な批判能力を欠いていおり、大本営発表を拡散するばかりです。第二次大戦当時の体質は未だに変わらず、ということでしょう。

政府がなぜ誇大な試算を発表するかと言えば、国民に対して事件を現実以上に見せることで、政府の無駄遣いに対する批判をかわし、消費税や特別税の増税機運を後押ししたいという思惑があるのでしょう。

政府や官僚が発表する数字には、常に裏の思惑があるという前提で受け止めたいものですね。

投稿日時 - 2012-06-10 13:10:21

お礼

なるほど、ありがとうございました。

投稿日時 - 2012-06-10 16:13:13

ANo.3

広島・長崎の場合、空中爆発でしたので、ほとんどの核物質が
爆発の上昇気流によって拡散することになりました。

仮に、爆発が地上付近であったなら、核物質が多く残って
長期間不毛の地になっていたでしょう。
(実際、その条件に近い形で核実験を行った場所は、いまだに
不毛の地になっています。)

ちなみに、空中爆発にしたのは、それが最も(都市の)破壊効率が高いためです。

福島の場合は、原子炉が残っているため、それを何とかしない限り
被曝線量が減ることはありません。

投稿日時 - 2012-06-10 12:03:23

お礼

なるほど。ありがとうございました。

投稿日時 - 2012-06-10 16:11:51

ANo.1

 まずは広島や長崎に落とされた原爆ですが、爆発後は跡形もなくなってしまっています。
 福島の原発事故ですが、これは地震で破壊された原子炉内に「燃料」として核物質が残っているのでそれを処理しない限りは放射能を出し続けることになるので長い期間の立ち入り制限になるはずです。

投稿日時 - 2012-06-10 11:31:38

お礼

そうなんですか。ありがとうございました。

投稿日時 - 2012-06-10 16:07:35

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