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イスラム教徒が大部分の国の政治や社会の違い

イスラムやイスラム圏については詳しく知りません。

インドネシアでは女性の大統領、パキスタンでは女性の首相や閣僚の実績があり、トルコのように宗教と政治の分離を明確にしている国もあり、サウジアラビアやタリバン政権時代のアフガニスタンのように、女性の社会活動を認めない極端な制度の国もあります。宗教の戒律による統治は、サウジアラビアやタリバン政権時代のアフガニスタンと比較すると、イランの方が戒律が寛容であり、イランよりはイラクのほうが戒律が寛容であるように思えます。

イスラム教徒が大部分の国で、宗教と政治を分離した世俗主義の国と、宗教と政治を統合してイスラム法による統治をする国がありますが、どのような原因で国による違いがあるのでしょうか。

イスラムでは自殺や自衛以外の戦争や民兵の武力行使や破壊行為(いわゆるテロ)は禁止されているので、アルカーイダのような、一般常識では自衛ではない武力行使や破壊行為は、イスラムの戒律やムスリムの生き方から逸脱した行為で、大部分のイスラムの宗教指導者やムスリムはアルカーイダの武力行使や破壊行為に批判的という説は本当ですか。

投稿日時 - 2009-05-16 06:17:43

QNo.4962574

暇なときに回答ください

質問者が選んだベストアンサー

イスラム法というのは、決まったものではありません。
イスラム法には、コーラン、スンナ、イジューマ、キャースの4種類があります。
コーランは、神の言葉であり、全てのイスララム教徒が守るべきものです。
スンナは、主にハーディスというムハンマドの言葉であり、スンニ派においては変更不可能のものですが、シーア派においては、シーア派の指導者イマーム(ムハンマドの直系の子孫)であれば、変更可能なものです。
現在シーア派のイマームはいなくなってしまっているため、宗教の最高権威が変更可能です。
イジューマは、地域ごと、部族ごとなどによって決められた事
キャースは、応用になります。

またスンニ派には、4つの公認法学派があり、スンニ派では、必ずそのうちのひとつに所属します。
ファナフィー派は、個人でイスラム法を解釈できる範囲(特にキャース)を極めて広く解釈する考え方。
シャフィイー派は、イジューマをもっとも重視する考え方。
マーリク派は、コーラン、スンナ、イジユーマと順番に適用し、極力キャースを用いないとする考え方。
ハンバリー派(ワッハーブ派)は、イジューマとキャースを認めない考え方です。

サウジアラビアは、ワッハーブ派(ハンバリー派の考え方を他の法学派にも強制するひつようがあるとする考え方)であり、個人や集団のイスラム法解釈を認めず、コーランを厳格に解釈します。
アフガニスタンは、ファナフィー派ですが、サウジアラビアの演じよで建てられたメドレッセ(イスラム神学校)で教えられた生徒たちによりタリバンが作られ当地されたため、タリバン時代は、実質ワッハーブ派の国でした。
タリバン以前のアフガニスタンは、ファナフィー派の国で、かなり自由な法解釈が許されていました。
パキスタンでは、原理主義が拡大していますが、これは、ワッハーブ派の影響で、ファナフィー派の個人のイスラム法解釈が、原理主義的方向に動いているためにおこりました。
ワッハーブ派の国では、女性が政治家になるのは、ほとんど不可能ですが、パキスタンは、ファナフィー派なので、個人解釈でそれが可能なのです。

トルコやカザフスタン、ウズベキスタン、パキスタン、インド、バングラディシュなどがファナフィー派の国で、マレーシア、インドネシア、オマーン、ソマリアなどがシャフィイー派
エジプト、リビア、モロッコなどがマーリク派
サウジアラビアがワッハーブ派になります。

投稿日時 - 2009-05-16 12:33:08

お礼

イスラムの中にも宗派による解釈の違いがあり、同じ宗派の中でも法学派による解釈の違いがあり、その違いにより、政治や統治に違いがあるとわかりました。

投稿日時 - 2009-05-18 10:36:18

ANo.2

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回答(3)

ANo.3

 タリバン以前のアフガニスタンでは
   >「女性だけで映画やピクニックに行ったり、自由な生活を楽しむことができた。女性の服装も、長袖のシャツにひざ下のスカートにストッキングで、今とは逆にパンツをはく人はいなかった。」
   http://www.jica.or.id/afghanistan/office/about_afghan/machi/10.html

 だったそうですから、権力者の考え次第ではないでしょうか?
 (アフガニスタンでも、国家の近代化が進められた時代が有ったのですが…。)

 なお、当時の大学の学生達の写真を何処かのBlogで見た事が有るのですが、女性の服装は欧米と殆ど変わり有りませんでした。

 アフガニスタン(タリバン)   イスラム神学校の学生が主体
 イラン              イスラム教シーア派の最高指導者が最高権力を保持する
 サウジアラビア(サウード家) イスラム教ワッハーブ主義の保護者

投稿日時 - 2009-05-16 18:03:15

お礼

政府や宗教指導者の考え方により、宗教と政治の関係も違いがあるとわかりました。

投稿日時 - 2009-05-18 10:40:02

ANo.1

原因は、現在の近代物質文明や国家の概念がキリスト教をベースにできているので、イスラム倫理では地球規模の国際政治ができないのです。

例えば、国家の中で一番小さい組織が家族な訳なんですけど、一夫一妻と一夫多妻で単位がまるで違うので、国家の構成が根底から違うわけで、
国際的に見ると、女性に権利がないのは、国民の半数の人権がない組織であって、国家として破綻している状態になってしまうのです。

アルカイーダの存在は大部分は批判的ですが、あくまで戒律の解釈の違いなので、市民階層によって支持が明確にわかれていて、全体の一元化した排除にはならないのです。上下関係がまるで違うので、この点も国家という概念が破綻します。

イスラム倫理は、アッラーの元の絶対君主制なので、近代民主主義と両立するには政教分離するしかなく、鎖国状態の独裁国家だけ政教分離せずにいられるのです。
国連で認められるような国家はムスリムにとって国ではなく、ムスリムの正義は国際社会では認められない。その妥協案から違いが生まれます。

投稿日時 - 2009-05-16 07:06:25

お礼

イスラム文化圏とキリスト教文化圏では、政教分離や宗教と政治の関係についての考え方が違うとわかりました。

投稿日時 - 2009-05-18 10:43:35

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