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星の王子さま

ふと思い出して、疑問になってしまったので質問させてください。

サン=テグジュペリの「星の王子さま」を読まれた事のある方にお聞きしたいと思います。私のあの物語の印象は「ひたすら哀しい」「哀しいほどに美しい」なのですが、この印象は「一般的」なのでしょうか?

(勿論、「感想」が「一般的」か否か、を気にする必要等無いのですが、ふと「気になって」しまいました。)

私としては、「宮沢賢治」の作品と似通った印象なのです。
どうぞ、お気軽に感想をお聞かせください。

(お礼が遅くなるかも知れませんが、必ず致します)

投稿日時 - 2008-08-01 23:26:32

QNo.4221251

暇なときに回答ください

質問者が選んだベストアンサー

>私のあの物語の印象は「ひたすら哀しい」「哀しいほどに美しい」な>のですが、この印象は「一般的」なのでしょうか?
こうおっしゃるあなたは、星の王子様を大変深くお読みになりましたね。感心しました。
サン=テグジュペリは、この物語を通して「人を愛することはこういうことだ」と訴えたかったのだと思います。
人を愛することは、あなたの言葉を借りていえば「ひたすら哀しい」「哀しいほどに美しい」からであると思えるのです。

あなたの読後感想を一般的といってよろしいかどうかは別として、あなたがサン=テグジュペリの意図したことをきちんと理解しておられることの証だと私はそのように思います。

投稿日時 - 2008-08-02 01:21:18

お礼

回答頂き、ありがとうございます。
お礼がとても遅くなりましたこと、お詫び申し上げます。

>こうおっしゃるあなたは、星の王子様を大変深くお読みになりましたね。感心しました。

褒めて頂きありがとうございます。「深く読んだ」とおっしゃって頂きましたが、実は、私自身の「哀しい」印象が「物語の表面をすくい取った」感想なのではないか、と不安になりまして、質問させて頂いた次第です。

>人を愛することは、あなたの言葉を借りていえば「ひたすら哀しい」「哀しいほどに美しい」からであると思えるのです。

はい。「愛」とは「よく聴く言葉」であり、「世界に散りばめられているもの」であるのに、何故、これほど「理解されない」ものなのだろう。。。と、この物語を読んで考えてしまったのです。

「哀しさ」は残っていますが、「不安」は消えつつあります。
ありがとうございました!

投稿日時 - 2008-08-05 16:39:20

ANo.1

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回答(3)

ANo.3

たしかにあらゆる本において「一般的」な感想というのはなかなか一個人では答えづらいですよね。
あくまで「星の王子さま」を読んだ一人としてお答えしますね。

池澤夏樹さんが集英社文庫の訳者あとがきで書かれていたのですが、一面ではとらえきれない、教訓に富んだ、文学における聖書のような作品だと思います(原文はうろおぼえですので、きちんと読みたい場合は文庫をごらんください)。

王子さまが星をめぐる場面では、とてもフランス的な皮肉に満ちた「大人」のパロディですし、バラとの恋愛に似た関係、キツネとの友情、いずれも無垢であるがゆえの切なさが描かれています。

王子さまの純粋さに共感して読んでいかれたならば、「ひたすら哀しい」と思われるのでしょうが、この物語にはほかの深い意味も込められているように思います。説明しようと思うと、陳腐な言葉にしかならないので、「本当に大切なものは目には見えない」という言葉どおり、言語化できないものなのかもしれません。

純粋無垢な魂の物語という意味では、宮沢賢治に通じるものがあるのでしょう。

おそらく読むたびに、新たな発見をする貴重な一冊だと思いますので、今、「哀しい物語」とおもった気持ちもとどめておいて、また時間をおいて読み直されてはいかがでしょう?

投稿日時 - 2008-08-02 01:50:27

お礼

ご回答ありがとうございます。
お礼が大変に遅くなりまして申し訳ありません。

>純粋無垢な魂の物語という意味では、宮沢賢治に通じるものがあるのでしょう。

「星の王子さま」と宮沢賢治の「共通点」と私が勝手に(笑)考えているのは、「平行線の会話」「微妙な理解のすれ違い」の二点です。
「相互理解」の「難しさ」と、それが為されなかったときの「寂しさ」。。。それが「共通点」だと考えています。

賢治の作品では、その「寂しさ」は「報われる」事が無いように思えましたけれど、テグジュペリは最後の最後に「至福」を用意してくれているのが私はとても嬉しく思うのです。「井戸へ向かって二人で歩く」場面を読むと、「報われた」幸せな思いでいっぱいになります。

おかげで、その後の「別れ」が尚一層「忌々しく(笑)」感じますが。。。。汗

>おそらく読むたびに、新たな発見をする貴重な一冊だと思いますので

そうですね、十年前より「深く」読めるようになった、とは思います。それでも「寂しさ」だけは「一層深く」感じたので、「感想の正しさ」に不安を感じてこのような「変な」質問をさせて頂きました。

「素敵に深く暖かい」回答をありがとうございました!!

投稿日時 - 2008-08-05 17:06:40

ANo.2

作者の「人間の土地」を一度お読みになられてはいかがでしょう? 新潮文庫からでています。作者は職業飛行士として郵便飛行機をとばしたり、砂漠の中の飛行場を管理したりした経験があるのですが、その経験が星の王子さまにも、深く反映されていると思います。

砂漠の真ん中で飛行機が故障して、15人のセネガル兵を率いた軍曹のいる要塞の近くに着陸したとき、軍曹は「あなたたちに会えてうれしい」といいます。そして、ワインを飲んでくださいといいます。食料は半年に一度、上官の率いる部隊が補充しに来てくれるそうですが、この前の時、軍曹は、はるばる来てくれた上官にワインをさしだすことができなくて、はずかしかった、と語ります。それほど、この場所では人との出会いが貴重で美しいものだと作者はいいたいのでしょう。そして、砂漠は常に何かを隠している、その隠されているものがいるから、そこは何もない砂漠であっても特別な、美しい場所なのだ、とも。
「軍曹、その大尉殿(上官)は、いまどこにおられるか?」
作者が問うと、軍曹は、
「どこにいらっしゃるかはわからない。でもまちがいなく(この砂漠のどこかに)おられるのです」

星の王子さまより、人間の土地のほうが古い作品なので、このあたりのことは王子さまと、無関係ではないでしょう。

投稿日時 - 2008-08-02 01:34:58

お礼

ご回答頂き、感謝致します。
お礼が大変に遅くなりまして、申し訳なく思っております。

>作者の「人間の土地」を一度お読みになられてはいかがでしょう? 

紹介頂き、ありがとうございます。
「作者の他作品」を読む、というのも「理解を深める」為には有効ですね。

この物語の「哀しさ」を深めている「要素」の一つが「砂漠」であるのは確かな事です。見渡す限り、「同じ風景」で、「過酷な」「無人の土地」で生まれる「絶望と希望」、それらが「見せたのかも知れない夢」の物語、とも言えますね。

「人間の土地」。。。探してぜひ読んでみたいと思います。
助言頂き、感謝致します。

投稿日時 - 2008-08-05 16:50:30

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