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解決済みの質問

収益を発生主義で捉えると具体的にどの時点で計上する事になる?

実現主義は、収益の実現つまり役務提供と対価の取得をもって収益とする主
義だと思います。具体的には販売基準、検収基準等・・・。
もし発生主義で収益を捉えた時、どの時点で収益を認識する事になるのでし
ょうか?

投稿日時 - 2008-04-17 10:32:31

QNo.3954259

暇なときに回答ください

質問者が選んだベストアンサー

こんにちは、ANo.2です。

>確実性、客観性のある時点で計上しなさい。 つまり具体的に言うと私の知っている収益基準の中で一番早くに収益を認識する基準は販売基準なのですが、それよりも早くに収益を認識する基準があって、それが純粋な発生主義では認められてしまうので、実現主義をいう発生主義を改良?した主義を採用したと言うことでしょうか?

改良というよりは、より裏付けのある基準を求めたという方がふさわしいと思います。
会計とは、期間利益を計算・提示することによって利害調整や情報提供などの各種機能を果たすことが求められますよね。

この期間利益とは、収益から費用を差し引いて求めますが、ここでいう「収益」は「客観性・確実性を充たし」かつ「企業活動の投資成果を正しく把握するもの」でなければなりません。
しかし、単純に「経済的価値の増加の事実」に基づいて収益を認識するという発生主義では、金額的裏付けという客観性や売れるという保証という確実性を求めることは困難となってきます。

そこで、発生主義を補う?ものとして実現主義が採られるようになったというところが現実です。

なお、実現主義に従えば、先の回答で記した理由から客観性・確実性を充たすことが出来ますが、実現主義とはあくまで基本原則であって、この具体的な適用基準として事業形態に応じた各種の基準があります。
その最も一般的なものが「販売基準」です。

【実現主義の具体的な適用基準】

 ・普通販売形態 : 販売基準
 ・委託販売形態 : 原則 販売基準
              容認 仕切精算書到達基準
 ・試用販売形態 : 販売基準
 ・予約販売形態 : 販売基準
 ・割賦販売形態 : 原則 販売基準
              容認 回収期限到来基準(権利確定主義)
              容認 回収基準(現金主義)
 ・長期請負工事
     ・
     ・
     ・
     等々


<収益基準の中で一番早くに収益を認識する基準は販売基準なのです
が・・・

と書いておられますが時間的早さ?に関しては、販売基準よりも早い段階で認識しようとする下記のような基準もあります。

建設業などのような請負業における長期請負工事では「実現主義である工事完成基準」と「発生主義である工事進行基準」の選択適用が許されておりますし、公定価格が決まっている農産物等では「実現主義である販売基準」を原則としながらも例外として「発生主義である収穫基準」をとることも認められております。また、継続的役務提供契約においては「発生主義に基づく時間基準」がとられております。


考え出すと混乱しちゃいますが、まず基本原則があって、次にこれを支える具体的な適用基準があって、更にはその適用基準を実情に合わせるような基準が存在するというところです。

出来るだけ簡単なものでよいのでtonnberiさんも一度「企業会計原則」について確認してみて下さいね。

投稿日時 - 2008-04-19 10:08:47

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回答(6)

ANo.6

> 『発生主義では製造業において受注製造する時に、進行基準に基づいて収益計上されてしまうから原則発生主義は認めない』と言う事でしょうか?

おおむね合っていると思います。ちょっと苦しい表現を採ったのは、進行基準に基づく収益計上となるから認められていないというよりもむしろ、No.3でuozanokoi7さんがおっしゃっているとおりだからです。すなわち、客観性・確実性がないからこそ、原則発生主義が認められていないのです。

私の表現がまずかったと思うのですが、No.4の投稿はあくまでもuozanokoi7さんのNo.3のご投稿を受けての補足であり、収益基準が実現主義を採用している理由の肝は、No.3のご投稿のほうにあると思っていただけますでしょうか。No.4は、客観性・確実性の求められる背景・理由を記そうとしたものです。

なお、工事契約において実現主義でない工事進行基準が近く原則となるのは、既にこれを原則としている国際会計基準との整合性を図らねばならない国際的潮流の中で、一定の基準を示すことにより進捗率の算定方法等をある程度絞り込めば客観性・確実性が確保できると考えられているためのようです。

最後に、No.1の投稿は、ご質問の趣旨をいまひとつ把握できなかったため、単純明快を目指して短くしたものでした。お求めの回答でなかっただろうことをお詫びいたします。

投稿日時 - 2008-04-21 17:36:07

ANo.5

ok2007様、常々あなた様のご回答を拝見し自身の知識を確認いたしております。(勝手に尊敬しております。)
私自身は「工事契約に関する会計基準」という新しい基準を理解しておりませんでした。
至らない私の回答を補っていただき、有難うございます。

tonnberi様、ご質問内容にそぐわない回答を記し申し訳ございません。
気分を害された場合は削除依頼をお願いします。
失礼致しました。

投稿日時 - 2008-04-20 15:43:57

補足

削除なんてとんでもない!大変勉強になります。

収益認識をいう会計学の大前提を勘違いのないよう理解したいと思っていま
す。その為こまごまとした事をなんで子供のように質問ばかりでこちらが申
し訳ありません。

投稿日時 - 2008-04-21 10:27:47

ANo.4

No.1の者です。私の投稿についてはあまりお気に召さなかったのか、他のご質問も含めて特にコメントをいただいていないため、私がしゃしゃり出る場面でもないかと思いますが、tonnberiさんの学習に資すればと思い、若干の補足をしてみます。(なお、なぜコメントをしないのだと非難する趣旨でも、コメントを強要する趣旨でもないことをご理解いただければな、と思っております。tonnberiさんのご参考になれば、それだけで十分です。)


収益の認識時期について客観性・確実性が求められるのは、この場面において、8つの企業会計原則のうち保守主義の原則の要請が強く働くからと考えられています。

すなわち、保守主義の原則の理念は企業財産の外部流出を出来るだけ抑えることにあるところ、会計上の利益の額は配当等の外部流出額決定の基礎となります。そして、収益は、会計上の利益計算の基礎となります。他方、配当等による外部流出後に収益が実現できなくなったとしても、基本的に外部流出分を取り戻す手段はありません。

したがって、客観性・確実性のない収益を計上すれば、それだけ取戻の効かない外部流出を増加させ、もって企業財産を毀損するおそれが強くなります。企業財産毀損の可能性を積極的に抱えた財務諸表は信用できませんから、財務諸表の信用性を保つべく、収益の認識時期については保守主義の原則の要請を強く働かせる必要があるといえます。


また、工事完成基準と工事進行基準との適用関係については、「工事契約に関する会計基準」により、来年4月以降の開始事業年度より、従来の選択適用に替えて、工事進行基準が原則となります。

学習している対象や内容によっては、このような他の基準にも関連付けておくと良いものと思います。

投稿日時 - 2008-04-20 14:44:58

補足

ご回答ありがとうございました!コメントが遅くなりすみませんでした。

整理させてください。つまり『発生主義では製造業において受注製造する時
に、進行基準に基づいて収益計上されてしまうから原則発生主義は認めな
い』と言う事でしょうか?

投稿日時 - 2008-04-21 10:16:28

ANo.2

こんにちは。
結論から申せば、発生主義では収益の認識時点を具体的に判断することが困難なために長期請負工事などを除いて原則として採用されておりませんよね。それは下記の理由からです。

ご存知の通り、収益及び費用を認識するにあたっては「現金主義」と「発生主義」がありますよね。
そして現在は諸々の事情から発生主義会計が主となっております。

しかし、発生主義会計では「経済的価値の増加及び減少の事実に基づいて収益及び費用を認識する」ため、特に収益を認識する場合においては「客観性・確実性」ということを証明するのが難しいこと、そして、発生主義による収益の計上は実現の前になされることも考えられることから未実現の収益まで計上することにもなることを避けるため、制度上も実務上も「実現主義」が採られています。

実現主義であるなら、「企業外部の第三者に対する財貨又は役務の提供」「その対価としての現金又は現金同等物の受領」という2要件を満たすことで発生主義では困難だった「客観性・確実性」ということを証明することが出来ます。

ただ企業会計原則では、収益は原則として実現主義で認識することを規定しているにも拘らず、実際は実現主義の定義は存在していません。

「企業会計原則」第二・1A
すべての費用及び収益は、その支出及び収入に基づいて計上し、その発生した期間に正しく割当てられるように処理しなければならない。ただし、未実現収益は、原則として、当期の損益計算に計上してはならない。
前払費用及び前受収益は、これを当期の損益計算から除去し、未払費用及び未収収益は、当期の損益計算に計上しなければならない。

このように、原則は収益及び費用を発生主義によって認識することとしながら、ただしの所で未実現のものはダメですよと言うことによって実現主義を採りなさいと言っております。

小難しいことを長々と記し、申し訳ありません。

投稿日時 - 2008-04-17 17:30:36

補足

ご回答ありがとうございます!

まだ良く理解できないので教えて下さい。
確実性、客観性のある時点で計上しなさい。つまり具体的に言うと私の知っ
ている収益基準の中で一番早くに収益を認識する基準は販売基準なのです
が、それよりも早くに収益を認識する基準があって、それが純粋な発生主義
では認められてしまうので、実現主義をいう発生主義を改良?した主義を採
用したと言うことでしょうか?

こちらも長々とすみません。

投稿日時 - 2008-04-18 09:37:49

ANo.1

> もし発生主義で収益を捉えた時、どの時点で収益を認識する事になるのでしょうか?

発生主義で捉えている、仕入・外注費等と同様の時点になります。

投稿日時 - 2008-04-17 16:59:20

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