こんにちはゲストさん。会員登録(無料)して質問・回答してみよう!

解決済みの質問

ミステリー

たくさん本を読まれている方、よろしければおしえて下さい。

俗にいわれるミステリーって殺人がおこらなくてもOKなのですか?
サスペンスも然りなのですしょうか?
ミステリー・サスペンス・ホラー の大雑把な区切りをおしえて下さい

投稿日時 - 2007-09-02 10:32:56

QNo.3308209

暇なときに回答ください

質問者が選んだベストアンサー

 どうも、かつてWikipediaあたりに頓珍漢な怪説が載ってから誤解が広がっている気がしますが、映像にしろ小説にしろ、世の中で「サスペンス」と呼ばれているジャンルで、始めから犯人がわかっているものはほとんどありません。ヒッチコックの映画しかり、サスペンスの巨匠ウィリアム・アイリッシュの作品しかり、火曜サスペンス劇場のドラマしかり (^^;)、サスペンスと呼ばれる作品のほぼ全ては最後になるまで犯人はわかりません。
 最初から犯人がわかっているというスタイルの作品は「倒叙物」と呼ばれます。倒叙物にはサスペンス物もありますし、本格物と呼ばれる物もあり、倒叙物全てがサスペンスというわけでもありません。


 現在、「ミステリ」という言葉の概念はかなり広がって大変に幅広い物になっており、なかなか一概には言えません。ただ、一般的には犯罪に類する事件が起き、その事件を巡って解決していくようにストーリーが進む話の総称という感じになっており、何らかの犯罪が登場すればそれだけでミステリと呼ばれるのが普通です。
 犯罪の中で最もインパクトがあるのが殺人のため、殺人事件を扱ったミステリが大部分ですが、もろろんそれ以外の犯罪を扱った物もありますし、また、そもそも犯罪以外の事件の謎を解くというスタイルの作品もあるため、必ずしもミステリで殺人が起きる必要はないです。

 なお、サスペンスは、その広いミステリの中の一分野です。ミステリの中でも謎の面白さや謎解きの楽しさを主眼にした作品を「本格物」と呼びますが、謎解きの論理性よりも、物語の緊迫感やスリルを主眼に据えた物をサスペンスと呼んでいます。
 ただし、「サスペンス」の存在しないミステリは皆無です。ミステリに限らず、恋愛小説だろうと歴史小説だろうと、どんな作品でも多かれ少なかれ「サスペンス」の要素はあります。というわけで、ミステリの中できちんと謎解きの整合性がとれていないものをひっくるめてサスペンスと呼んでいる傾向もなきにしもあらずです (^^;)。

 また、ホラーは日本語で言えば「恐怖小説」です。その名の通り恐怖を題材とした物で、かつては幽霊や吸血鬼などの怪物など、超自然的な物を扱った作品を指していました。しかし、普通の人間が殺人を犯す作品でも恐怖感があればホラーと呼ぶ傾向が出てきました。
 これは全米で最も優れたホラー作品に与えられるプラム・ストーカー賞をトマス・ハリスの『羊たちの沈黙』が受賞して決定的な物になりました。この作品には化け物じみた人間は出てきますが、本当の化け物は登場せず、超自然的な要素は皆無です。にもかかわらず、ホラーの最高の賞を受賞したことにより、超自然な要素はなくてもホラーと見なすという考えが定着しました。現在ホラーと呼ばれている作品はほとんどがこのタイプで、実際に怪物が登場する作品は少数派になってしまいました。
 ただし、こうなるとその作品に恐怖を感じどうかなどは単なる個人差でしかないので、普通のミステリとの差はないに等しく、現在ではホラーもミステリの一ジャンル的に扱われることが多いです。

 結局の所、ミステリ、サスペンス、ホラーなどはきっちりと区切りがつくような物ではないです。ミステリという幅広い分野があり、その中に本格物やサスペンスやホラーや倒叙物がありますが、ホラー的なサスペンスがあったり、サスペンス的な倒叙物があったり、ホラー的でサスペンス的な本格物があったりと様々です。

投稿日時 - 2007-09-03 11:46:31

お礼

とても詳しい回答ありがとうございました。ミステリーとサスペンスの違いと、奥の深さがよくわかりました。丁寧な回答本当にありがとうございました。。。確かに犯罪でインパクトがあるのは殺人ですよね。。。

投稿日時 - 2007-09-03 16:00:41

ANo.3

このQ&Aは役に立ちましたか?

4人が「このQ&Aが役に立った」と投票しています

回答(3)

ANo.2

大体はNo.1の方と一緒なのですが、ミステリーの場合、必ずしも殺人が起こらなくても大丈夫です。

「日常の謎」系ミステリというジャンルがあって、たとえば東京創元社から出ている若竹七恵ほかの「競作 五十円玉二十枚の謎」などはこのジャンルに属します。
これはミステリ作家の若竹さんが本屋のアルバイトをしていた時代に、毎週土曜日ある男性が本も買わず五十円玉二十枚を千円札一枚に両替してくる――「何故男性は彼女がアルバイトをしている本屋で」両替をするのか、また「どうして男性は一週間の間に五十円玉を二十枚も得ているのか」を各人が推理していくもので、この話は直接殺人事件とかかわってきていません。ですが、ちゃんとミステリです。

ですから、No.1の方のミステリの定義を改変させていただくと、最初に不可解な謎が提示され、結部で論理的に解決されるもの、となりますでしょうか。

投稿日時 - 2007-09-02 13:24:22

お礼

回答ありがとうございました★
ミステリーが必ずしも殺人が起こらない具体例はとても参考になりました。たしかに人が死ななくても、日常には「怖っ!」という状況が多々ありますね。本当にありがとうございました。

投稿日時 - 2007-09-03 15:56:33

ANo.1

前に読んだことのある物の中に、違いが書いてあったので覚えている限り書かせていただきます。

まず、ミステリーもサスペンスも殺人があって初めて成り立つ小説です。
ミステリーとは、殺人が起こり、誰が犯人かわからない状態で話が進み、最後の最後に犯人がわかるものです。
名探偵コナン(アニメですみません)などもミステリーに含まれると思います。

サスペンスとは殺人が起こり、犯人はわかっている状態で、探偵役や警察などがどうやって殺人に至ったか、
どうやって殺人が行われたのかを解明していくものです。

ホラーは謎解きなどは一切なく、犯人が手当たり次第に次々と殺人を犯していくものです。
13日の金曜日などがいい例ですね。

ただしこれは私の読んだ物に対する記憶にすぎないので、参考程度と取っていただければ幸いです。

投稿日時 - 2007-09-02 13:05:52

お礼

早速の回答ありがとうございました★
丁寧でわかりやすい回答を下さったおかげでイメージがつかめました。

投稿日時 - 2007-09-03 15:54:10

あなたにオススメの質問