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解決済みの質問

国文法(文の成分)

 国文法の質問です。
(1)今日は 雨が 降った。
(2)彼は 私が 教える。
(3)お父さんから あの 子に 言おう。
という文は、どのように成分分析されますか?
 特に(1)の「今日は」、(2)の「彼は」、(3)の「お父さんから」という文節はどのような成分になるのでしょうか?

投稿日時 - 2007-06-11 00:06:49

QNo.3074241

困ってます

質問者が選んだベストアンサー

お久しぶりです。(仕事がやっと終わりました。)

デリケートな問題を含むので、快刀乱麻を断つというわけにはいきませんが(むしろ質問者の方を道連れに底なし沼にはまるのではないかと危惧しますが)、取りあえず考えを述べてみます。

まず(1)・(2)ですが、教科書では、このような文は基本的に挙げていません。「~は……。」という文は多数見かけますが、以前も例に挙げた、
「ぼくはからいカレーが食べたいんだ。」のように、「ぼくは―食べたいんだ。」という「だれ(何)は―どうする。」型など、単純な「主―述」の型に還元できるものばかりであり、「今日は 雨が 降った。」のように、「今日は」と、後ろの成分との関係が、明確に「主―述」であると言えないものは教科書には載っていません(探したかぎりでは)。
よって、以下は”教科書ではこう教える”といったものではない(部分的にそうした視点で書いたところもあるが)ことをお断りしておきます。

(1)は、「象は鼻が長い。」の一変種で、
「今日は」(主語-主題、あるいは総主語)
「雨が 降った。」(述部。「雨が」と「降った」は主述の関係)、
と考えるべきではないでしょうか。この点については、以前ご回答申し上げたこと(QNo.3025741 国文法(文節と文の成分)に対する#1)以上に言うことはあまりないのですが、以下、いくつか私見を述べてみます。
「主語―述語」の定義は小学校以来の文の三つの形(あるいは、+述語が「ある(ない)」の計四つ)につきると考えます。「象は鼻が長い。」であれば、「鼻が長い」という連文節が、主語(象は)に対し、「どんなだ。」を表しているわけです。同様に「今日は雨が降った。」の場合も、主語(今日は)について、「どんなだ」を表していると考えます。もちろん「降った」は動詞を中心とする文節なので、「雨が」に対しては「どうする」を表しているわけですが、「雨が降った」という連文節としては、「今日は」に対して「どんな日であったということ」つまり「どんな」だを表していると考えられます。

(2)この「彼は」は、格助詞を使って言うなら、「彼に(は)」となるでしょう。「に」は連用格の格助詞ですから、この「彼は」は連用修飾語といっていいのではないでしょうか(ただ、「ぼくはカレーが食べたい。」の「が」を対象を表す(論理的には連用格である「を」の役割を果たしている)助詞としながら、この手の「カレーが」を学校文法では主語としているということもあるので、問題点は残りますが……。)。

(3)これは単純です。「お父さんから」は連用修飾語です。「から」は連用格の格助詞だから、という理由で十分ですが、もう一点付け加えるなら、学校文法では、意味上の主語(主体)と文法でいう主語とは異なるということです。
確かに(3)の文で述語の動作「言う」の主体(意味上の主語)は何かと問われれば「お父さん」です。しかし、この場合は、「言う」という動作の主語ではなく出所は「お父さん」であるということ、簡単に言えば、「だれが―言うのか」ではなく、「どこ(だれ)から―言うのか」ということを表しているのです。

まだまだ考えや調査が足りません。上記の内容は、錯誤や浅薄な理解に満ち満ちていると思います。
何か思いついたり新たな資料が見つかったりしたら、またご報告します。(勝手なお願いですが、ご質問なさる場合、「塾ではどう教えるべきか」「学校文法ではこの問題をどう考えるか」「この言語現象をどう考えるべきか」などを明示していただけると幸いです。)

投稿日時 - 2007-06-16 10:44:54

お礼

 お忙しい中、回答ありがとうございます。
(1)     今日は 雨が 降った。
   文節  主語  主語 述語
   成分  主語   述部
(2)       彼は    私が 教える。
   文節 連用修飾語  主語 述語
   成分  修飾語    主語 述語
(3)      お父さんから  あの    子に      言おう。
   文節  連用修飾語  連体修飾語 連用修飾語 述語
   成分  修飾語      修飾部            述語
 と成分分析される感じでしょうか。
 学校文法で、意味上の主語と文法的な主語とが区別されるということは、初めて知りました。勉強になりました。英文法だけかと思っていました。
 自分がどのような立場で、その現象が知りたいかということを常に記載するようにします。
 また、見かけましたら、よろしくお願いします。

投稿日時 - 2007-06-17 01:00:42

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回答(4)

ANo.4

こんにちは。金曜日は外で会議がありメールを見るのが遅れ、お返事が遅くなって申訳ありません。補足質問にお答えします。

ご質問(ア):
<主題や題目というのは成分になるのでしょうか?文の成分というのは、主語(主部)、述語(述部)、修飾語(修飾部)、接続語(接続部)、独立語(独立部)だと思います。>

主題や題目は、成分の独立語に分類されます。主題・話題として、独立して明示しているということです。

ご質問(イ):
<「お父さんから」の「から」を装飾語としていますが、装飾語とは、何でしょうか?>

「から」は「出所」を表す格助詞です。ここでは「お父さんから」は主語になっていますが、本来主格の格助詞は「が」「は」となるのが一般ですが、わざわざ「出所」を強調する意味で「から」を使っている、という意味で「一種の装飾語」と呼ばせていただきました。文法語ではありません。本来は「一種の装飾みたいな用法」と書けばよかったですね。説明が曖昧で失礼しました。

ご質問(ウ):
<「から」に「主語をあらわすもの」と「起点や原因をあらわすもの」という二つの機能を認めるということでしょうか?>

格助詞「から」には「起点」[原因]「出所」「由来」など、いろいろな用法があります。が、主格「は」「が」に相当する用法の「から」はありません。ですから、「おとうさんから」は出所を明示する連用修飾語、とも考えられるのですが、回答にも書いたとおり、「言う」動作の主体になりますから、「お父さんから」は主語と考えられます。

ご質問(エ):
<あるテレビ番組で、女性タレントが次のような発言をしていました。「おまえに ~は わからねぇ」
 この場合、わからない主体は、「おまえ」やと思います。そうすると「に」格にも、「場所、時間などを表す機能」に「主語を表す機能」を付け加えるべきでしょうか?>

「主語を強調するため」に、<装飾された(使われた)>格助詞「に」で、用法は「動作・作用の及ぶ所を示す」働きがあります。

これも「から」と同じく、格助詞「に」自体には「主語を表す機能」はありません。ここでは、「おまえには」の「は」が「主格」の機能を果たしています。

以上ご参考になれば、、、。

投稿日時 - 2007-06-16 19:05:10

お礼

 お忙しい中、変な質問に答えて頂いて、ありがとうございます。
(1)   今日は  雨が 降った。
 文節  修飾語 主語 述語
(2)   彼は   私が 教える。
 文節  修飾語 主語 述語
(3)   お父さんから あの   子に   言おう。
 文節  主語      修飾語  修飾語 述語 
という感じでしょうか。
 いろいろな意見、分析方法があり、勉強になります。なかなかひとつの分析結果にならないということは、この問題は非常に難儀なものだという感じがしました。
 また、見かけましたら、よろしくお願いします。

投稿日時 - 2007-06-17 01:26:44

ANo.2

こんにちは。6/10の英語のご質問ではお返事を有難うございました。

(1)今日は 雨が 降った:

今日は:主題となる、連用修飾語。「今日」という時を表す副詞として、主文(雨が降った)を修飾しています。テキストによっては「主題」「題目」という成分に分類している場合もありますが、ここは副詞である連用修飾語でいいと思われます。

雨が:主語

降った:述語

(2)彼は 私が 教える:

彼は:主題となる、連用修飾語。「彼については」という話題を提示する副詞として主文(私が教える)にかかっています。また、「教える」対象を強調する用法として、主題として最初に明示しているとも考えられます。いずれにしても、副詞として連用修飾語でいいでしょう。

私が:主語 

教える:述語

(3)お父さんから あの 子に 言おう:

お父さんから:主語。「から」は「が」を強調した一種の装飾語で、独立した格助詞と考えればいいと思います。「~の方から」の「から」も同じ用法です。

あの:「子」にかかる連体修飾語 

子に:「言う」の目的語になる連用修飾語

言おう:述語

(4)No.1の補足質問<「お父さんから」という文節は、主語にはなれないのではないかと思います>について:

やはり主語になります。主語は述語の動作の主体となるものです。「言う」という動作の主体は、ここでは「お父さん」です。そうでなければ、「言う」の主体が見つかりません。

ここでの「から」は「奪格=~奪う、~省く、~取り除く」という意味ではありません。動詞「言う」の意味から考えると、この「から」が奪格でないことは瞭然です。

以上ご参考までに。

投稿日時 - 2007-06-12 23:48:32

お礼

 毎回丁寧な回答ありがとうございます。お時間があれば、再度ご教授願いたいのですが、
(ア)(1)、(2)の成分分析はとてもわかりやすかったです。そこで、「主題、題目という成分に分類している場合もあります」とありますが、主題や題目というのは成分になるのでしょうか?文の成分というのは、主語(主部)、述語(述部)、修飾語(修飾部)、接続語(接続部)、独立語(独立部)だと思います。
(イ)「お父さんから」の「から」を装飾語としていますが、装飾語とは、何でしょうか?
(ウ)「から」に「主語をあらわすもの」と「起点や原因をあらわすもの」という二つの機能を認めるということでしょうか?
(エ)あるテレビ番組で、女性タレントが次のような発言をしていました。「おまえに ~は わからねぇ」
 この場合、わからない主体は、「おまえ」やと思います。そうすると「に」格にも、「場所、時間などを表す機能」に「主語を表す機能」を付け加えるべきでしょうか?
 毎回、変な質問で申し訳ないです。

投稿日時 - 2007-06-15 00:45:20

ANo.1

(1)今日は=連用修飾語、雨が=主語、降った=述語
(2)彼は=連用修飾語、私が=主語、教える=述語
(3)お父さんから=主語、あの=連体修飾語、子に=連用修飾語、言おう=述語

(1)の「今日は」は、雨が(これは動作の主体だから主語)「降る」事について詳しく述べる内容と思われますから、連用修飾語になると思います。
(3)の「お父さんから」は、「から」という助詞が付いてますが、「言う」動作主体であるととれますから、主語としていいと思います。

投稿日時 - 2007-06-11 02:04:26

お礼

 回答ありがとうございました。
 もし、お時間があれば、ご教授願いたいのですが、
 たとえば、(3)の「お父さんから」という文節は、私も主語かなと思います。しかし奪格がついています。この奪格は国文法では、連用修飾語であることを示すそうです。その場合、「お父さんから」という文節は、主語にはなれないのではないかと思います。
 こういう場合、中学生にどのような説明が可能でしょうか?

投稿日時 - 2007-06-12 01:02:33

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