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解決済みの質問

文化という視点から…

以前、質問したときに明確な回答が得られなかったので質問します。

現在、イラクとアメリカは敵対関係にあると思われますが、それはそれぞれの文化という視点から見たときにも対立関係にあるんでしょうか?

また、イラクとアメリカの文化についても教えていただきたいです。ネットや本で調べても、なかなかいいものがなくて…

文化という視点からみた、過去・現在のイラクとアメリカの関係に興味があるのでよろしくお願いします。

投稿日時 - 2006-01-09 21:48:45

QNo.1885951

すぐに回答ほしいです

質問者が選んだベストアンサー

 なんかレポートの期限が迫っているような気になりますが・・・

 国家の差異については「人種」「宗教」「政治制度」の三つの観点から大きく見ることができると思います。
 トルコがEU加盟申請しているのに、EUがいい顔をしないのは、人種や宗教が大きく異なるが故だろうというのが、良い例です。

 振り返って、アメリカとイラクですが、これは、三つの全ての要素が違います。つまり、戦前の大日本帝国とアメリカ合衆国の関係と同じく、お互い未知の領域同士の接触と言えるでしょう。
 ただ、普通は、全く未知であれば、いきなり戦争を仕掛けたりしません。とりあえず相手の文化を学習したいという欲望の方が、防御本能を上回ることが多いですから。

 しかし、アメリカはイラクを粉砕しました。問答無用で。
 結局、「完全な異文化」の住人というのは、相手が死んだりケガをしたりしても、共感できにくいからでしょう。
 同じ神をあがめるものが死んだりすれば「おお、神よ!ブッシュは間違っているのでは?」という市民が出てきてもおかしくありません。
 同じ白人同士が殺し合っても同じことで、民主制の社会同士が骨肉の争いを行っても、大衆は疑問を抱くものです。

 しかし、大衆に何の「共通項」もなかったら?
 「生け贄」とか「仮想敵国」として、これほど最良のものはありません。民衆を殺そうが、勝手に内政干渉しようが、大衆は自らの同情を相手に投影したりしないものです。つまり、自分たちの正義を強化するためのオナニーの素材ということです。

 古来から、カトリック圏とイスラム圏とは、長い間対立の構図にありました(特に十字軍遠征の頃とか)。
 ですが、それはずいぶん昔の話です。
 また、イスラムにはジハードという概念が存在するのは事実ですが、かなり誇張して伝わっています。「異教徒は滅ぼしても良い」のは、基本的に自衛のためであって、自らの信教の自由を守るための正当防衛的意味合いの方が強いものです。
 むしろ恥じるべきは、神の名の下に残虐な侵略を続けてきた、キリスト教世界の方でしょう。

 長々となりましたが、要するに、現時点の歴史でいえば、アメリカとイラクが文化的に対立する理由は皆無ですし、実際対立はしていなかったはずです。

 現在の武力衝突の根っこは、アメリカの覇権主義を容認するかどうか? という点に置いて、サダム・フセインがそれを容認しないどころか、アメリカの中東拠点であるクウェートを武力占領したことで、公然とパクス・アメリカーナへ手袋を投げつけたことへ対する、「見せしめ」も含めた制裁であっただけでしょう。

 そこには、「文化の対立」などという、こぎれいなものは微塵も見えません。アメリカ一極支配という、いびつな世界戦略があるだけです。

 かつてのイラン革命で、イランがアメリカの敵に回った際は、イラクはむしろアメリカの友人でした(的の敵は味方ですから。)。
 最初から文化的な対立があるのなら、そんなことにはなるはずがありません(アフガニスタンも似たような感じです。)。
 また、時代がさかのぼりますが、冷戦下では、各国を自分の陣営に引きずり込むためであれば、アメリカは(ソ連も)軍事独裁政権や宗教政権ですら熱烈歓迎でした。
 つまり、アメリカが攻勢に出ることと、文化的側面は、全く無関係だと言えます。利害関係が最優先なんです、あの国は。

 ソ連が崩壊し、経済的仮想敵の日本も伸び悩み、中国も「敵」というより「市場」に墜ちてしまった現時点としては、多民族国家であるが故に意図的な求心力を必要とするアメリカにとっては、理想的な仮想敵国が存在しなくなってしまったということになります。
 こうなると、大衆の同情をひかない「文化的接点のない国」を血祭りに上げるのが、最も手っ取り早い方法であり、現にそれを行っている最中ということでしょう。

投稿日時 - 2006-01-09 22:29:01

ANo.1

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回答(4)

ANo.4

今回、アメリカのブッシュさんがイラクを攻撃した原因はテロや大規模殺戮兵器を口実にしていますが、最も大きな理由は石油利権ですから、文化云々はあまり関係無いように感じます。

アメリカという国は、他の国の考え方や文化を尊重しようとせず、アメリカ的な体制が最も正しいとして他国にアメリカの理論を押し付けるので、イラクに限らず中東諸国はアメリカに対して嫌悪感を感じるのかと思います。

王制を敷いていようと、民主的でなくても、自分達の神様を信仰してそれなりに平和に静かに生活している国にとって、“民主主義”“女性解放”“自由経済”とか力ずくで押し付けるアメリカに抵抗感を覚えるのではないでしょうか。

アメリカは外国のことなど興味無いです。
興味があるのはアメリカにとっての利益があるのかどうか、という国益のことのみだと思います。
世界平和のためとか大義名分はすごいですが、単に自国にとって有益な国とは仲良くするが、自国にとって敵対関係になる国には全力で叩き潰すという単純な行動パターンの国です。

投稿日時 - 2006-01-10 07:04:33

ANo.3

分化という観点から見ると.米国では.白色人種以外は家畜扱いです。家畜が石油経済を握っているということが気に食わないのでしょう。

投稿日時 - 2006-01-10 04:08:46

ANo.2

現在、イラクは民主化し、アメリカの支援によって新しく生まれ変わりつつあります。
アメリカとイラクが敵対関係にあるという認識はいかがなものでしょう?フセイン政権時代、アメリカと敵対関係にあったと言うなら理解できますが、、、
イラクで殺人やテロをおこしているのは、他国から流れ込んだプロのテロリストや、その協力者ですから。

文化は、国家というよりも、民族の生活や習慣の延長線上に存在するものです。
比較した場合、違いはあるでしょうが、他民族と対立するとか、しないというものではないと思います。

イラクのイスラム系の民族の文化は、イラク以外の同宗教、同宗派の民族と大差ないでしょう。クルド人もイランやトルコのクルド人と大差ありません。
もちろんアメリカやヨーロッパの文化とは大いに差はありますが。

中東は、王制を敷く国が多く、共和制でもフセインのような独裁者や、宗教者が独裁するケースがほとんどで、いわゆる庶民は、英語も話せず、イスラム以外の文化が翻訳される事も非常に少ないです。
だから、当地の庶民は、アメリカの文化がなんたるかはあまり知らないと思います。
日本文化の知識と言えば「おしん」「トヨタ」「カシオ」程度です。

富裕層は、アメリカやヨーロッパに留学したり、ビジネスや投資を行っていますから、アメリカの文化に触れる人も多いでしょう。
アメリカで、中東の人が文化的摩擦が起こったというケースは確かにあるでしょうけど、極端なレベルではないと思います。

逆にアメリカ人は外国の事には関心を持たないので、イラクの文化が何なのかはほとんど知識は持っていないでしょう。

ですから、対立というより、遠いといったほうがいいと思います。
イラクとアメリカの文化の距離は、イラクとイギリスや、イランと日本などと同じだと思います。

英語を仲介言語として世界の文化が翻訳されているのですが、中東などイスラム圏では、英語やキリスト教圏の文化を否定している国も多いため、そうした距離が発生しているのだと思います。

投稿日時 - 2006-01-09 22:57:47

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